2016年7月21日、米華字ニュースサイト多維新聞は「歐州連合（EU）は中國を市場経済體とみなす前提條件として、米國式の反ダンピング稅の導(dǎo)入、鉄鋼の大幅な生産過剰狀態(tài)の解消を求めている」と伝えた。専門家は「EUの中國に対する大きな譲歩だ」と分析している。

英紙フィナンシャル?タイムズによると、EUは20日にベリギーのブリュッセルで開いた會議で、中國市場経済の現(xiàn)狀と生産能力過剰問題を議論。極端な生産過剰には輸入関稅引き上げで対抗し、反ダンピング稅を含めた罰則を強化することを確認した。中國は「市場経済體」として他の先進國と同等の対応をするよう強く求めているが、EUは強硬姿勢で臨む方針だ。

中國の鉄鋼生産過剰については、7月にEUと中國が合同対策チームを結(jié)成することで合意。獨メディアは「中國が市場経済體として認められる一歩になる」と伝えた。しかし、米國が反対する姿勢を示したほか、イタリアやスペイン、ドイツも疑問を呈していた。（翻訳?編集/大宮）