レジ袋の有料化、海外メディアの関心が高まる―中國

2008年1月10日、「環(huán)球網(wǎng)」は、中國政府が今年6月から全國でレジ袋の無料配布を禁止、有料化を宣言したことについて、海外のメディアが、きわめて高い関心を示していることを伝えた。

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海外でもレジ袋についてこれほど徹底した政策を打ち出している國は多くなく、海外メディアは一様に環(huán)境保護(hù)後進(jìn)國と見られていた中國がこうした大膽な方針を打ち出したことに驚きと賞賛の聲を上げている、と伝えている。

しかし、一方でその実効性について疑問を投げ掛ける聲が少なくないことも紹介。記事の中で各國の新聞を引用して、その問題點(diǎn)を以下のように列挙している。

まず、関連業(yè)界からの強(qiáng)い反対が予想されること。2007年に深セン市でレジ袋有料制が議論された際、商店から強(qiáng)い反対を受けたという前例がある。

次に中國の一般國民の間に、環(huán)境保護(hù)の意識(shí)が十分に浸透していないという分析もある。環(huán)境問題に関しては、上から下という政府主導(dǎo)の対策に加え、個(gè)人の意識(shí)と行動(dòng)が重要だが、中國でその條件がそろうには、まだ長(zhǎng)い時(shí)間が必要だという。

また政治的な面でも、地方政府が中央政府の政策を、どれだけ忠実に実行できるかという點(diǎn)が懸念される。特に環(huán)境汚染対策については、中央の指示が地方に十分伝わらず、伝わっても徹底されなかったケースがこれまでも多かったと指摘している。（翻訳?編集/高橋）