中國が海外からの人材誘致に向け、新組織の設(shè)立を目指して動いているもようだ。シンガポール英字紙ザ?ストレーツ?タイムズの報道として環(huán)球時報が20日付で伝えたもので、消息筋によると、中國公安部は今年開いた會議で「移民弁公室」設(shè)立についてすでに討論を行っているという。

「過去數(shù)十年間、中國にこのような組織は必要なかった」と指摘する中國グローバル化研究センター（CCG）の王輝耀氏はその理由として「これまでは國內(nèi)の人口の伸びだけで経済の2桁成長を維持できていた」と説明、その上で「現(xiàn)在は経済成長を支えるために海外人材を増やすことが必要になった」と語る。

13億人以上の人口を抱える中國だが、今世紀(jì)末には6億人にまで減少する恐れがあるとも指摘されている?，F(xiàn)在、中國で暮らす外國人は約60萬人。ビザ上の制限や環(huán)境汚染、法整備の問題などが海外人材を獲得する上でのネックとなっている。ただ、國家行政學(xué)院の汪玉凱氏は「移民弁公室を設(shè)けて新たな移民政策を?qū)毪筏郡趣筏皮狻⒄仙髦丐巳瞬膜蜻xぶだろう」と述べ、「われわれが獲得を目指すのは優(yōu)れた人材であり、適格でないと判斷された人材が大量に流れ込むことは認(rèn)められないはずだ」との考えを示している。（提供/Bridge?編集/Yamaguchi）