2016年7月27日、韓國(guó)?マネートゥデイはこのほど、旅客船セウォル號(hào)沈沒(méi)の犠牲者遺族の多くが事故から2年余りたった現(xiàn)在も不眠やうつ癥狀などPTSD（心的外傷後ストレス障害）に苦しんでいると報(bào)じた。

事故調(diào)査を行ってきた「4?16セウォル號(hào)慘事特別調(diào)査委員會(huì)（特調(diào)委）」が今年1?6月、修學(xué)旅行でセウォル號(hào)を利用し多くの犠牲者が出た檀園高校の遺族145人を?qū)澫螭嗣娼婴胜嗓摔瑜朐敿?xì)な調(diào)査を行った結(jié)果、ストレス障害を訴える遺族が79人、全體の56％に上った。また、「自殺を考えたことがある」とした遺族は全體の42．6％を占め、一般人の平均値の20倍に達(dá)した。

一方、事故をきっかけに職を失うなど生活環(huán)境が激変してしまった遺族も相當(dāng)數(shù)に上った。事故前には全體の8割を超える116人が職場(chǎng)に通っていたが、このうち75人はトラウマなどが原因で事故後に職場(chǎng)を去っていた。

調(diào)査を擔(dān)當(dāng)した専門家は「2次被害を防ぐため、遺族が主體となり真相究明を要求できるシステムを構(gòu)築する必要がある」と指摘した。また、特調(diào)委関係者は「事故発生直後から犠牲者や生存者、被害者家族に対する國(guó)家支援システムが不在だった。政府による人権的?公式的な支援と、望ましい支援システムの構(gòu)築が検討されるべきだ」と述べた。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「いまだ、なんて言えないよ。子を失った親の苦しみは自分が死ぬまで続く」

「月日が薬になるとは言うけど、子を亡くした気持ちには月日も役に立たない。でも生きている人間は生きるしかないんだ」

「あの事故で救助された生徒はいない。生還した生徒は全員“脫出”したんだ」

「この國(guó)は生きている人にも死んだ人にも悔しい思いをさせるだけ。生きる希望すら湧かない。國(guó)は少しくらい反省する姿勢(shì)を示すべきなのに、むしろ遺族の方が非難されるような世の中だ」

「うつ病は遺族だけじゃない。國(guó)民皆がうつ病の治療を受けられないまま生きている」

「その傷をますます広げる政治家たちに、遺族が利用されないようにすべきだ」

「國(guó)民皆がこの苦しみを分け合うべき。國(guó)民皆がセウォル號(hào)遺族と一つの家族になり世話をするべき」

「セウォル號(hào)のニュースを目にするたびに何となく避けたくなる。事故のむごさを想像して落ち著かなくなるから。遠(yuǎn)くにいる私たちがこうなんだから、普通のメンタルで何事もなく生きて行くことなんて無(wú)理。精神科治療とか、できる手は何でも使って遺族が生きていけるようにしてあげてほしい」（翻訳?編集/吉金）