WeChat（中國(guó)のチャットアプリ）での商品販売の利點(diǎn)は、個(gè)人売買なので、物を仕入れてすぐに販売できる。デパート內(nèi)販売であればデパートから要求される中國(guó)工商局等の商品合格書(shū)がすべて用意されるまでは販売できないし、そのブランド、メーカーからの代理販売証明証も必要になる。輸入品であれば、通関証明も必要だし、化粧品や食品などは1年近い検査結(jié)果を販売まで待つことになる。

それを省いて、WeChatで日本商品個(gè)人代購(gòu)と稱して、日本の小売店で買い付けて、ハンドキャリーで數(shù)人に持ち帰ってもらい、それを即座にWeChatで直販する個(gè)人がこの2年で急激に増大した。去年までの大幅な円安人民元高、日本でのコンビニを含めての免稅店の増大、スーツケースに商品を詰め込み関稅を逃れての中國(guó)へのハンドキャリーなどにより留學(xué)生も含め、多くの商人でなかった一般消費(fèi)者が日本小売から橫流しでWeChatで販売するだけで、十分な利益を得ることができた。

しかし、今年からの円高人民元安に流れが変わり、政府も國(guó)のスーツケース內(nèi)のチェックの取り締まり強(qiáng)化、関稅の引き上げなどにより、去年までのように誰(shuí)もが個(gè)人代購(gòu)と稱して利益を上げられる狀況も難しくなってきた。更に今月に入り、東南アジア領(lǐng)海の問(wèn)題で海外製品のボイコット運(yùn)動(dòng)なども中國(guó)各地で起こっており、WeChatでの海外商品の販売にも影響が出てきている。その中で生き殘っていけるのは、やはり會(huì)社の組織として日本のメーカーと契約を交わし、代理卸価格で量を仕入れて輸入し、WeChat消費(fèi)者にも品質(zhì)保証をしっかして、マルチネットワークの販売代理人たちにしっかり販売教育、商品説明をしていく會(huì)社に絞られていくだろう。WeChat消費(fèi)者に、継続して在庫(kù)供給できず、保証もできない個(gè)人代購(gòu)とは違い、會(huì)社組織として品質(zhì)保証、しっかりアフターサービスをする會(huì)社からのWeChat消費(fèi)者への直販です、ということを、WeChatを通じてうまく発信していくことがWeChatマルチネットワーク商法で成功する大きな鍵となってきている。

■筆者プロフィール：竹田慎

Able Great Consultants Ltd CEO

米カリフォルニア州立大卒。95年より中國(guó)ゴルフビジネスに攜わり、98年に北京竹田ゴルフを設(shè)立。香港では自身の海外経営の経験に基づいて、日本大手ブランドへの実踐的海外市場(chǎng)戦略コンサルティングを展開(kāi)中。

■筆者プロフィール：竹田 慎

米カリフォルニア州立大學(xué)卒。95年より中國(guó)に渡り、中國(guó)最初の國(guó)際ゴルフ試合、VOVLVO OPENの開(kāi)催のために従事。98年に竹田ゴルフ設(shè)立。01年に健康用品の販売會(huì)社、三和トレーディング設(shè)立。のべ11ブランドの日本とアメリカブランドの中國(guó)総代理ビジネスとともに、加盟店を含めるとのべ320の小売店を中國(guó)全土に展開(kāi)した経験をもつ。16年からはWECHATを使ったマルチネットワーク販売も開(kāi)始?，F(xiàn)在は、日本主要ブランド等の実踐的海外コンサルティングも行い、海外有力代理會(huì)社の紹介、交渉から問(wèn)題を解決するフィクサー役までマルチタスクをこなす。

関連サイトはこちら