2016年7月31日、韓國(guó)?ニュース1によると、韓國(guó)の天然記念物に指定され、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）の世界自然遺産登録候補(bǔ)地としても名前の挙がっている海岸に、その自然景観にふさわしくない人工的な橋が建設(shè)され、批判を浴びている。

「景観がぶち壊し」と観光客らをがっかりさせているのは、済州島の南岸に位置する龍頭（ヨンモリ）海岸。堆積した砂巖層が長(zhǎng)年にわたる浸食を受けて崖を形成し、獨(dú)特の景観をみせる海岸だ。問(wèn)題は今年6月、西帰浦市がここに設(shè)置した長(zhǎng)さ25メートル、幅3メートルほどの歩行者用の橋で、入り組んだ海岸を散策する観光客が危険な區(qū)域を迂回（うかい）できるようにとの趣旨なのだが、観光客らの評(píng)判はすこぶる悪い。

ソウルから來(lái)た48歳の女性は「橋の必要性は認(rèn)めるが、周辺環(huán)境をまったく考えていないようだ。自然の観光地に人為的な橋があるのはちぐはぐな風(fēng)景」と指摘する。9年ぶりに同地を訪れた50歳の男性も、「異質(zhì)どころか嫌悪感すら覚える。9年前の景観を子どもたちに見(jiàn)せられず殘念」と肩を落とす。また、ツアーで訪れた55歳の男性は「（橋を）造り直すにしても予算の無(wú)駄遣いになる。もうこの場(chǎng)所でドラマや映畫(huà)を撮ろうとしてもこの橋のせいでできないだろう」と危懼する。

西帰浦市は批判を受け、「専門(mén)の業(yè)者に依頼した設(shè)計(jì)案を基に文化財(cái)庁からも許可が出ており、手続き上の問(wèn)題はなかった」と釈明、“人工的”と言われる橋の素材については「ところどころセメントを使っているが玄武巖を削って造ったもの」とし、「今すぐには（自然景観と）しっくりこないかもしれないが、長(zhǎng)い時(shí)間がたてば自然になじむだろう」と説明している。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「何も考えてない公務(wù)員が業(yè)者から金を受け取ったのか？またクビにしないと」

「これが韓國(guó)のレベルだ」

「いったい誰(shuí)が許可したんだ？自然はあるがままに保存して見(jiàn)せるべき。金のために観光客の便宜を図り過(guò)ぎ。すぐに撤去を」

「常識(shí)も基本もすべて崩れ去った」

「いっそ岸壁もペンキで塗ったら？」

「東南アジアの國(guó)だってこんなことはしないぞ！」

「ふざけたことは自分の家でやってくれ。誰(shuí)がこんなものを美しいと思う？」

「世界文化遺産である仏國(guó)寺（新羅の古都?慶州にある寺）の前にまで違法じゃないからとマンションを建てる國(guó)だ。何も言えないよ」

「優(yōu)れた寶物を持っていても管理ができない。価値も何もあったものじゃない」（翻訳?編集/吉金）