Record China 2016年8月7日(日) 9時30分
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2日、韓國メディアによると、観光客誘致や地域経済の活性化を目的に韓國の地方都市が先を爭うように導入した「シティーツアーバス」事業(yè)のほとんどが、慢性赤字狀態(tài)に陥っている。寫真はソウルのシティーツアーバス案內所。
2016年8月2日、韓國?ソウル新聞によると、観光客誘致や地域経済の活性化を目的に韓國の地方都市が先を爭うように導入した「シティーツアーバス」事業(yè)のほとんどが、慢性赤字狀態(tài)に陥っている。
韓國では、ソウルや釜山といった大都市に限らず、多くの都市でシティーツアーバスが運行されている。比較的安価な料金で街の主要観光地をガイド付きで巡ることができ、他の地方から訪れた観光客には便利な存在だ。ソウルや釜山など人気の都市では、目的や時間帯別に複數(shù)のコースを設け運行している。
しかし黒字化できているのは他地域からの観光客や外國人が多いソウルと釜山のみ。例えば首都圏の京畿道では14の自治體がバスを運行しているが、1日の平均利用客が10人程度の街も少なくなく苦しい狀況。年々利用客が減り続けている仁川市の場合、昨年はついに1萬人を割り込み、毎年數(shù)億円に上る赤字分を稅金で補っている狀態(tài)だ。
「シティーツアーバスは営利目的ではなく地域広報のためのもの」との意見も自治體ではあるようだが、膨らむ一方の赤字に、さすがに運行を中斷すべきとの聲も出てきている。02年からの累積補助金額が25億ウォン(約2億3000萬円)を超えている蔚山市の市民連帯市民監(jiān)視チーム長は「この事態(tài)は、各自治體が事前に競爭力あるプログラムを準備しないまま、他の地域のやり方に便乗して事業(yè)を進めた結果」とし、「シティーツアーはすでに観光客誘致に失敗した」と指摘した。
この報道に韓國のネットユーザーから多數(shù)のコメントが寄せられているが、バスの不人気ぶりには納得するとの聲が大半だ。
「これといってやることもない町に導入するからいけない」
「蔚山で何か見るものある?」
「昔なら2階建てバスで喜んだものだけど、今では感動もしないしね」
「僕は蔚山に住んで37年になるが、一度もシティーツアーバスを見たことがない。ちゃんと宣伝してるのか?」
「釜山は確実に成功してる。街の特性が生かされていて、外國人の反応もいいよ」
「見るものがなければ乗る人はいない」
「どうせ自治體長とか公務員の実績づくりのためにやったこと。廃止しろ」
「そんなものを運行するくらいならドーム球場を造ってくれ」
「試乗すらろくにしないで運行してるからだよ。これこそまさに公務員による機上の空論」
「需要に応じて運行回數(shù)を調節(jié)すれば問題なし」
「バスに乗ってまで『シティーツアー』すべき街が韓國にいくつあるだろう?外國のまねだけしても國民の血稅が浪費されるばかり」(翻訳?編集/吉金)
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