「議會選挙」の勢いで「総統(tǒng)選」も？國民黨の支持率急上昇―臺灣

2008年1月14日、臺灣の「聯(lián)合報」が13日に行なったアンケート調(diào)査によると、立法委員選挙で國民黨が大勝利を収めた影響で3月に予定されている総統(tǒng)選に関して、國民黨の正副候補(bǔ)者、馬英九氏と蕭萬長氏の「馬蕭ペア」の人気が急上昇。一方、選挙で大敗した民進(jìn)黨の正副候補(bǔ)者、謝長廷氏と蘇貞昌氏の「謝蘇ペア」の支持率が過去最低まで落ちているという?！感氯A網(wǎng)」が伝えた。

【その他の寫真】

「聯(lián)合報」によると、07年8月、馬英九氏が臺灣市長時代の橫領(lǐng)罪などに問われた裁判で一審の無罪判決を受けた際「馬蕭ペア」の支持率は50％前後、「謝蘇ペア」は25％前後だった。

07年12月28日、馬英九氏が同案件の二審で無罪判決を受けた時には「馬蕭ペア」52％、「謝蘇ペア」23％と支持率にほぼ変化は見られなかった。

ところが今回の調(diào)査では、「馬蕭ペア」の支持率がはじめて60％へ上昇、「謝蘇ペア」は18％へと下がり、「謝蘇ペア」が確定した後の支持率としては最低を記録したという。

また、前回の調(diào)査では50％の緑営（臺灣本土派および獨(dú)立派。民進(jìn)黨の支持母體）支持者が、総統(tǒng)選では自陣営の候補(bǔ)「謝蘇ペア」が勝利すると表明していたが、今回の調(diào)査では逆転現(xiàn)象が起き、44％の緑営支持者が相手陣営の候補(bǔ)「馬蕭ペア」が勝利する可能性が濃厚だと答え、「謝蘇ペア」の勝利を表明したのはわずかに29％だったという。

この原因について「聯(lián)合報」では、立法委員選挙での大敗が緑営支持者の自信を大きく傷つけたためだと分析している。（翻訳?編集/HA）