2016年8月4日、韓國(guó)?マネートゥデイによると、米國(guó)の終末高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD?サード）を自らの選挙地盤である大邱?慶尚北道（TK）地域に配備することになり支持が落ち込んでいた樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)だが、このほど大統(tǒng)領(lǐng)のある発言をきっかけに支持率が持ち直したとみられる。

世論調(diào)査會(huì)社リアルメーターが行った1?3日の調(diào)査によると、樸大統(tǒng)領(lǐng)の國(guó)政運(yùn)営を「評(píng)価する」との回答は前回調(diào)査より4．0ポイント上昇し35．6％となった?！冈u(píng)価しない」は4．3ポイント下落し56．4％だった。特にTHAADが配備される星州郡を含むTK地域での肯定評(píng)価は、前週の調(diào)査より12．1ポイントも伸び47．9％を記録した。前週の調(diào)査ではTK地域での支持率が樸大統(tǒng)領(lǐng)就任以降初めて30％臺(tái)に落ち込み、THAADの配備決定により選挙地盤の支持層の心も離れたと指摘されていた。

この急激な支持率回復(fù)は、樸大統(tǒng)領(lǐng)が2日、THAAD配備への國(guó)民の理解を強(qiáng)く求めた影響とされる。大統(tǒng)領(lǐng)はこの日の閣議で「心が冷え切るほどにつらい思いをして両親を失った」と自身の家族に言及、「（その自分に）今殘っている唯一の使命は、大統(tǒng)領(lǐng)としてさまざまな脅威から國(guó)と國(guó)民を守ること」だと述べた。樸大統(tǒng)領(lǐng)自身は大邱で生まれ、父親の樸正煕（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)もTK地域の出身だ。そのためこうした発言がTK地域の人々の心に響いたとみられているのだ。

こうした見(jiàn)方について、韓國(guó)のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「両親をなくしてることは今までだってみんな知ってたでしょ」

「その年でいまさら親のいない子のふりを…？とにかく、TK地域の人には笑えるよ」

「大統(tǒng)領(lǐng)にしても支持者にしても、あまりに安っぽいな」

「これほどのお笑いはない。しかし本當(dāng)に恐ろしいのは、國(guó)のレベルがこの程度ということだ」

「幼稚な発言。THAADと親に何の関係があるんだ？そんな言葉が響いて支持率が上がるなんて、情けないったらない」

「犬?豚というのは當(dāng)たってたな（韓國(guó)教育部の元高官が『民衆(zhòng)は犬や豚』と発言したことを受けて）」

「父親を売って政治をするのはやめろ」

「その被害者コスプレはどこから學(xué)んだ？」

「お涙ショーで支持率が上がるなんて、本當(dāng)に涙が出る」

「12年の大統(tǒng)領(lǐng)選挙の時(shí)、両親をなくした樸槿恵がかわいそうだとインタビューの途中で泣き出したおばさんがいたのを思い出した。僕はあの時(shí)から、樸槿恵の固い支持層の心理に気付いていたよ」（翻訳?編集/吉金）