2016年8月5日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、「中國に偽脫北者の養(yǎng)成クラスが存在する」と報(bào)じられた問題に関し、インタビューを受けた中國の専門家は「聞いたことがない」と語った。

韓國紙が先ごろ掲載したこの記事は「韓國人が多い北京?望京地區(qū)に、中國人を『脫北者』にするための養(yǎng)成クラスがある」という內(nèi)容で、「対象は朝鮮族や漢族。講師が北朝鮮関連の知識(shí)を教え、脫北のストーリを作り上げて歐州の脫北者難民審査を受けるのを手助けする」「偽脫北者として歐州での居住に成功した一部の中國人は毎月數(shù)百ユーロ（100ユーロは約1萬1000円）の補(bǔ)助金、醫(yī)療保険などを享受できる」などと指摘するもの。

この話題は中國のSNSで話題になったが養(yǎng)成機(jī)関の所在地は判明しておらず、環(huán)球時(shí)報(bào)の問い合わせを受けた韓國紙の関係者は「情報(bào)提供は難しい」と回答。遼寧社會(huì)科學(xué)院の研究者は「養(yǎng)成クラスの存在は聞いたことがないが、養(yǎng)成クラスのような方法で生粋の中國人を偽脫北者に仕立て上げるのは極めて困難だ」と述べ、「外見上は判斷が難しいかもしれないが、顔色や精神狀態(tài)、會(huì)話をする際のアクセントなど違いは多い。歐州の國々の目を欺くことは難しいだろう」とコメントしている。（翻訳?編集/野谷）