<南シナ海>「そこは中國が占拠中。近付かないように!」=フィリピン政府、自國漁船に警告―中國メディア

Record China    2016年8月6日(土) 18時30分

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5日、參考消息網(wǎng)によると、フィリピンは自國の漁業(yè)関係者に対し、中國が実効支配する南シナ海のスカボロー礁から離れるよう警告を出した。寫真は南シナ海の地図。

2016年8月5日、參考消息網(wǎng)によると、フィリピンは自國の漁業(yè)関係者に対し、中國が実効支配する南シナ海のスカボロー礁(中國名?黃巖島)から離れるよう警告を出した。

スカボロー礁はルソン島から約230キロ離れた海域に位置し、フィリピンはこの巖礁の領(lǐng)有権をめぐって中國と対立している。フィリピンが申し立てた南シナ海の領(lǐng)有権をめぐる仲裁裁判では中國側(cè)の主張が退けられる結(jié)果となったが、中國は一貫して「受け入れない」との姿勢を取っており、今月2日には最高人民法院が出した「管轄海域に関する事案の解釈」を施行。同解釈には「外國漁船が中國の管轄海域で違法操業(yè)した場合、中國の刑法に基づき刑事責任を追及する」などの內(nèi)容が盛り込まれている。

AFP通信によると、フィリピンは中國による妨害を避けるため、南シナ海の領(lǐng)有権紛爭海域にある漁場に近付かないよう漁業(yè)関係者に伝えており、フィリピン外務省の報道官はこの問題について「中國がスカボロー礁を占拠していることは知っている。だから、漁業(yè)関係者が妨害を受けずにあそこへ戻れる方法が明らかになるまで待ちたい」と発言、「仲裁裁判の判決は明確だが、『現(xiàn)場の現(xiàn)実』とは一致していない」との考えを示した。(翻訳?編集/野谷

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