中國市場から姿消す日韓製輸入テレビ=高価格戦略立ち行かず、中國製が技術(shù)面で飛躍―中國紙

人民網(wǎng)日本語版    2016年8月9日(火) 3時20分

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中國の各大型家電売り場では、日韓ブランドの輸入テレビの在庫量が減少する傾向が続いている。寫真は中國のテレビ売り場。

中國大陸部市場における外資企業(yè)の家電業(yè)務(wù)が落ち込むにつれて、特に鴻海によるシャープ買収以降、各大型家電売り場では、輸入テレビ(完成品で輸入されたタイプ。以下同様)の在庫量は減少する傾向が続いている。今後、広州市民が日韓ブランドの「輸入テレビ」を購入できるチャンスは激減する見通しだ。信息時報が伝えた。

○一部店鋪は輸入テレビの取り扱いをストップ

記者がこのほど、広州市內(nèi)の蘇寧?國美?広百など各家電チェーンの大型売り場を取材したところ、輸入テレビの在庫は極めて少ない狀況だった。すでに販売を取りやめた一部店舗もあった。

國美の維多亜店と石碑橋店では、シャープ製輸入液晶テレビは販売されていなかった。ソニー製輸入液晶テレビのラインナップも非常に少なく、このうち55インチ型の販売価格は8500元(1元は約15.2円)、60インチ型以上は1萬元を超えており、同サイズの中國國産ブランド品より30%から50%高かった。販売員は、「輸入テレビの販売価格の相場は1萬元前後で、市場での需要がなくなったという訳ではない。だが、數(shù)年前から販売量は少なくなった。これは、外資メーカーが中國大陸部での経営戦略を縮小する傾向にあることと関係がある」と話した。蘇寧易購正佳店で売り場に並んでいた輸入品テレビは、韓國サムスン製のみだった。

筆者は複數(shù)の大型マーケットを回ったが、シャープ製輸入液晶テレビの姿はもはや見られなかった。ついに天河広百百貨で見つけたが、シャープ製60インチ型4K輸入液晶テレビの販売価格は、8999元と驚くべき値段だった。超薄型テレビならば1萬7999元、70インチ型4K輸入液晶テレビになると2萬元以上していた。

○縮小する日韓ブランドカラーテレビの経営戦略

オフライン店舗で完成輸入液晶テレビの姿を見つけるのが難しかっただけではなく、オンラインでもこれらのテレビを探すのは困難を極めた。さまざまな家電販売サイトを調(diào)べたところ、シャープ、ソニー、サムスンなどの輸入液晶テレビは、ほとんど販売されていなかった。販売畫面を見つけても、購入を進(jìn)めようとすると、「在庫なし」と表示される始末だった。

某ブランドのテレビ販売擔(dān)當(dāng)者は、このような狀況について、次の通りコメントした。

輸入カラーテレビがだんだんと中國大陸部市場から姿を消しつつあるのは、ちっとも不思議な現(xiàn)象ではない。この原因は2つある。まず、日韓ブランドのテレビ部門が、販売戦略の調(diào)整を?qū)g施し、家電業(yè)務(wù)を主な戦略縮小の対象としたことだ。東芝、パナソニック、ソニーはいずれもこれに當(dāng)てはまる。2つ目の原因として、國産カラーテレビが技術(shù)面で飛躍したことで、製造コストや販売コストが低下し続け、日韓ブランドの高価格戦略が立ちいかなくなったことが挙げられる。このような狀況から、輸入カラーテレビの売り上げが相當(dāng)なダメージを受けることは避けられなかった。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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