日本人観光客より多かった中國人のフィリピン旅行、南シナ海判決で「引き潮」ムードに―中國メディア

BRIDGE    2016年8月10日(水) 9時20分

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南シナ海問題をめぐる仲裁判決が出て以降、中國人観光客がフィリピンへの渡航に消極的になっていることが明らかになった。

南シナ海問題をめぐる仲裁判決が出て以降、中國人観光客がフィリピンへの渡航に消極的になっていることが明らかになった。

澎湃新聞が2日報じたところによると、今年1?5月にフィリピンを訪れた外國人観光客のうち、中國(28萬5348人)は韓國(57萬6332人)、米國(37萬7595人)に次ぐ3番目の規(guī)模だった。日本は4位の22萬3042人。中國人観光客の數(shù)は前年同期比80.79%増と極めて高い伸びを示したが、7月中旬に中國の主張を拒否する仲裁判決が出た後は多くの旅行會社に客からキャンセルに関する問い合わせが入っている。

オンライン旅行大手、攜程旅行(Ctrip)は「7、8月は旅行繁忙期のはずだが、8月に當サイトを通してフィリピンを訪れる準備をしている人は6月より少ない」と説明しており、「多くの利用者が目線の先をカンボジア、パキスタンといった友好國に変えた」と分析。あるコンサルティング會社は中國人観光客のフィリピン旅行に関し、1?5月のような成長を維持することは困難との見方を示している。(提供/Bridge?編集/Yamaguchi)

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