Record China 2008年1月16日(水) 17時(shí)17分
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15日、海外でもよく知られる中國人の悪習(xí)として「痰吐き」がある。この「マナー違反」はなぜ今なお?dú)垽盲皮い毪韦?。生命時(shí)報(bào)は規(guī)範(fàn)、心理、環(huán)境といった背景からこのテーマに迫った。寫真は杭州市で無料配布された使い捨て痰袋。
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2008年1月15日、海外でもよく知られている中國人の悪習(xí)として痰吐きがある。人の前や道ばたでも気ままに痰を吐き捨ててしまうこの悪習(xí)は、なぜ今なお?dú)垽盲皮い毪韦?。生命時(shí)報(bào)は規(guī)範(fàn)、心理、環(huán)境といった背景からこの問題に迫った。
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大都市の繁華街でこそ少なくなったとはいえ、いまだに中國のいたるところで痰を吐く姿は目につく。実は中國人もこの悪習(xí)を改めようと戦いを続けている。1985年に北京市は罰金制度を設(shè)けた。2003年のSARS流行時(shí)には上海市は200元(約3000円)もの高額の罰金を設(shè)定したが、これらの対策も痰吐きを根絶することは出來なかった。
復(fù)旦大學(xué)社會(huì)発展公共政策學(xué)院の于海(ユー?ハイ)副教授は痰吐きの悪習(xí)が殘る背景には、中國人が公共空間の保持に対し責(zé)任感を欠いていることが背景にあると指摘する。自宅など自身の空間はきれいに保っても、共有の公共空間を守る意識(shí)がなく平気でポイ捨てや痰吐きができるというのだ。さらに「他人がやっているので自分がやっても大丈夫」、むしろ「やらないと損だ」といった集団心理が働いているとの指摘もある。
人民大學(xué)社會(huì)學(xué)研究所の周孝正(ジョウ?シャオジェン)所長は環(huán)境の視點(diǎn)から痰吐きの背景を考察している。環(huán)境破壊が進(jìn)み、年々悪化する空気汚染により呼吸器系統(tǒng)に炎癥を抱える市民が多く、痰がたまりやすいと指摘している。海外に行くとすぐに痰吐きの悪習(xí)を改める中國人が多いが、それは海外の社會(huì)規(guī)範(fàn)の影響だけではなく空気汚染がないため痰がたまらないのではないかと話している。
“文明五輪”を標(biāo)榜し市民のマナー向上活動(dòng)を進(jìn)める中國だが、これらの社會(huì)的背景から改革を進(jìn)めない限り痰吐きの悪習(xí)は根絶できないのかもしれない。(翻訳?編集/KT)
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