＜判決＞貧困地區(qū)の元県長(zhǎng)、巨額収賄事件で懲役20年！5年で1億5千萬(wàn)円稼ぐ―山西省晉中市

2008年1月15日、「中國(guó)青年報(bào)」は山西省晉中市和順県の前県長(zhǎng)崔保紅（ツイ?バオホン）被告に収賄、汚職、公金橫領(lǐng)の罪で、懲役20年の一審判決が下されたと報(bào)じた。

【その他の寫真】

和順県は國(guó)家級(jí)貧困県であるにもかかわらず、崔被告は同県県長(zhǎng)として在職した01年から05年までのわずか5年間の間に、1000萬(wàn)元（約1億5000萬(wàn)円）近い金銭を不正に入手していた。在職中に33人から総額300萬(wàn)元（約4500萬(wàn)円）に上る賄賂を受け取っていたことが検察當(dāng)局の調(diào)べで判明したが、そのうちの200萬(wàn)元（約3000萬(wàn)円）以上は炭鉱経営者から送られたもの。また1人5萬(wàn)元（約75萬(wàn)円）の相場(chǎng)で、県関連企業(yè)への就職も斡旋していた。

04年には同じく起訴され懲役12年の判決を受けた、和順県労働社會(huì)保障局元局長(zhǎng)の楊彥栄（ヤン?イェンロン）被告とともに、同県內(nèi)にある石炭関連企業(yè)數(shù)社の名前で虛偽の労働災(zāi)害給付金申請(qǐng)書類を作成。晉中市労働社會(huì)保障局から補(bǔ)償金429萬(wàn)元（約6400萬(wàn)円）をだまし取った。このほかにも、崔、楊両被告は共同で和順県財(cái)政局社會(huì)保障金口座から245萬(wàn)元（約3700萬(wàn)円）を著服していたことが裁判で明らかになった。（翻訳?編集/本郷智子）