2016年8月14日、中央人民広播電臺(tái)（CNR）によると、日本は12日、フィリピンの新規(guī)鉄道建設(shè)事業(yè)に24億ドル（約2500億円）の支援を行うと発表した。過(guò)去最大規(guī)模の円借款であり、「真の狙いは新たな投資銀行の設(shè)立だ」と指摘されている。

日本が支援するのは総延長(zhǎng)38キロの新路線。首都マニラとブラガン州を高架路線でつなぐことで、マニラ市內(nèi)の渋滯改善や地域経済の活性化を図る事業(yè)となっており、24億ドルの費(fèi)用は40年かけて返済されることになる。日本の外務(wù)省は具體的な工期を明らかにしていないが、外務(wù)副報(bào)道官はさらにミンダナオ島南部の鉄道事業(yè)でも支援の用意があると話している。

日本がフィリピンの鉄道事業(yè)に強(qiáng)い関心を示す背景には、日本が新たに地域の投資銀行を設(shè)立させ、中國(guó)が主導(dǎo)するアジアインフラ投資銀行（AIIB）に対抗する狙いがあると分析するアナリストもいる。

フィリピン以外も、近年日本は鉄道事業(yè)を中心に、諸外國(guó)への大型借款を行っている。2012?14年にはインドに3回にわたって鉄道建設(shè)のため多額の円借款をし、15年にはウクライナに汚水処理施設(shè)のため1081億円の借款を行っている。（翻訳?編集/岡田）