「中國の卓球選手を韓國代表に!」=韓國人夫婦の養(yǎng)子縁組申し立て、裁判所は「本末転倒」―中國メディア

Record China    2016年8月16日(火) 7時0分

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15日、韓國ソウルの家庭裁判所が中國の卓球有力選手との養(yǎng)子縁組を希望した韓國人夫婦の申し立てを卻下する判斷を下していたことが明らかになった。資料寫真。

2016年8月15日、參考消息網(wǎng)によると、韓國ソウルの家庭裁判所が、中國の卓球有力選手Kさん(19)との養(yǎng)子縁組を希望した韓國人夫婦の申し立てを卻下する判斷を下していたことが明らかになった。

夫婦はKさんが將來性のある卓球選手であること、韓國國籍を取得したいという願望が強(qiáng)いことを理由に「養(yǎng)子縁組は本人の幸福と利益の実現(xiàn)に有利」と主張したが、裁判官は「國際大會に參加するため、國籍を取得するための養(yǎng)子縁組は本末転倒」と指摘、このような申し立ては認(rèn)めがたいと卻下の理由を説明した。さらに、「本人は18歳まで中國の実の両親のもとで育っており、一流大學(xué)にも合格している。過去に夫婦と交流はなく、國籍や長年築いてきた人間関係を放棄して韓國人の養(yǎng)子になる必要性が見受けられない」とも語った。

同裁判所によると、今回の件を含めると韓國人夫婦が今年申し立てた中國の卓球選手との養(yǎng)子縁組は4件に上る。申請はすでに取り下げられたものの、當(dāng)事者の中には五輪の金メダリストもいるという。韓國人夫婦らは養(yǎng)子縁組を希望する理由として「卓越した実力を持つ中國人を韓國に帰化させ、韓國代表として育成する」と説明。ある夫婦は申請書に、養(yǎng)子となる中國人選手の実業(yè)団入りの話が具體的に進(jìn)んでいることまで記載していた。

現(xiàn)在行われているリオデジャネイロ五輪では米國の卓球選手6人のうち、5人が中國出身。オーストリア、ドイツ、オランダ、オーストラリアの女子代表にもそれぞれ2人の中國系選手がおり、韓國にも2011年に帰化した田志希(チョン?ジヒ)がいる。中國には3000萬人前後の卓球選手がいるとされ、ナショナルチーム入りは極めて困難だ。このため、多くの選手の視線が海外に向く結(jié)果となっている。(翻訳?編集/野谷

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