韓國の反日の力を侮ってはいけない=日韓関係の改善は楽観できない―中國専門家

Record China    2016年8月17日(水) 6時10分

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15日、日韓問題について環(huán)球時報は「韓國が慰安婦の歴史を忘れることはない。韓國の反日の力を侮ってはいけない」と題し、専門家の見解を紹介した。資料寫真。

2016年8月15日、日韓問題について環(huán)球時報は「韓國が慰安婦の歴史を忘れることはない。韓國の反日の力を侮ってはいけない」と題し、専門家の見解を紹介した。

終戦記念日の15日は、韓國の光復(fù)節(jié)(日本からの解放記念日)でもある。同日の記念式典で韓國の樸槿恵(パク?クネ)大統(tǒng)領(lǐng)は演説し、慰安婦や竹島問題については言及せず、日韓関係について「歴史を直視する中で、未來志向的な関係を新たに築いていかなければならない」と述べたが、同日韓國の野黨議員10人は竹島に上陸し強硬姿勢を示した。こうした現(xiàn)狀から日本では「樸大統(tǒng)領(lǐng)は日韓関係改善に前向きだが、議員をコントロールできなくなっている」との見方も見られた。

15日の演説で樸大統(tǒng)領(lǐng)が「今の私たちに必要なものは漠然とした期待ではなく、冷徹な現(xiàn)実認識を土臺にした先制的で創(chuàng)意的な思考」と述べたことに対して中國の外交學(xué)院國際関係研究所の周永生(ジョウ?ヨンション)教授は、「創(chuàng)意的な思考とは、歴史問題を回避もしくは捨てて雙方の関係を推進することを意味する。かつての韓國は日中韓の三角関係において中國と手を組み日本に対抗する姿勢を取っていた。ところが、高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)問題により中國との関係が悪化し、韓國は日本との関係改善に力を入れているのだ」と指摘した。

さらに、日韓関係について遼寧社會科學(xué)院の呂超(リュー?チャオ)研究員は、「日本の統(tǒng)治から解放された8月15日は韓國人にとって特別な日。韓國內(nèi)の反日感情は政権與黨も無視できない存在。樸大統(tǒng)領(lǐng)は演説で慰安婦問題に言及しなかったが、韓國がこの歴史を忘れることはありえない」と日韓関係の改善は楽観できないと述べた。(翻訳?編集/內(nèi)山)

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