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63歳になる李貴良さんは、「自分が生まれてからずっと住み続けてきた『地坑院』を訪れる、好奇心に溢れた観光客がますます増え続けている」ことに気がついた。
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63歳になる李貴良さんは、「自分が生まれてからずっと住み続けてきた『地坑院』を訪れる、好奇心に溢れた観光客がますます増え続けている」ことに気がついた。そこでは民家は地面の上ではなく、地面に穴を掘って地下に洞穴式住居が建てられている。先祖代々受け継がれる、現(xiàn)地の人々にとっては當(dāng)たり前の居住方式は、他の地方の人々の眼には物珍しい風(fēng)景に寫(xiě)る。新華社が伝えた。
河南省三門峽市陝州區(qū)の農(nóng)村には、數(shù)萬(wàn)にのぼる珍しい民家「地坑院」が分布している。この地を初めて訪れた人々は、大抵きょとんとしてしまう。人の話し聲や鶏?家畜の鳴き聲が聞こえ、青々とした樹(shù)木も見(jiàn)えるが、集落の家屋が見(jiàn)えない。さらに歩み寄って下を見(jiàn)ると、地下に隠れていた生き生きとした世界がようやく目の前に現(xiàn)れる。
政府の調(diào)査によると、陝州區(qū)に現(xiàn)存している地坑院は約1萬(wàn)棟あり、うち半分で住民が生活している。年代的に最も古いものは、その家の住民が7代続けて住み続けている。
地坑院に関する研究に長(zhǎng)年攜わってきた、陝州地坑院管理処弁公室の白良旭室長(zhǎng)は、次の通り紹介した。
「これは、人類の住居文明の生きた化石であり、世界でも類を見(jiàn)ない。この民家の起源は4000年以上前まで遡ることができ、人類の洞窟住居の継続と発展を物語(yǔ)っている」
だが、出入りや採(cǎi)光が不便なことや、テレビや攜帯端末の電波の受信狀況が悪いことから、多くの若者が地坑院を敬遠(yuǎn)する傾向にある。所得が増えるにつれて、若者は一般的な地上に建てられた住居に住みたがる。地坑院に住み続けているのはほとんどが高齢者だ。
「現(xiàn)存している約1萬(wàn)棟の地坑院のうち、4分の1は廃屋となっている。住民が住んでいる地坑院は、數(shù)百年間保存が可能だ。だが、住む人がいなくなった地坑院は急速に朽ち果ててしまう。今のところ、陝州區(qū)では數(shù)萬(wàn)人が地坑院に住んでいるが、住む人がいなくなると文化的価値は失われるであろう」と白室長(zhǎng)。
現(xiàn)地政府は數(shù)年前からだんだんと、この問(wèn)題を重視し始め、地坑院を補(bǔ)修?保護(hù)するための補(bǔ)助金を投入している。また、複數(shù)の村落では観光開(kāi)発に力を入れ、多數(shù)の観光客を誘致するようになった。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KM)
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