2016年8月22日、韓國(guó)?世界日?qǐng)?bào)によると、親が付けてくれた名を捨て新たな名で生きていこうと、裁判所に改名申請(qǐng)する韓國(guó)人が増えている。かつては「出生屆での誤記載」や「名前が原因のからかい」などが大半を占めた申請(qǐng)だが、最近では「就職や結(jié)婚、試験合格のため」など、その理由は多様化している。

韓國(guó)最高裁によると、改名申請(qǐng)は05年に7萬(wàn)2000件だったが、06年は10萬(wàn)9000件に増加、09年以降は毎年15萬(wàn)?17萬(wàn)件で推移し、過(guò)去10年（06?15年）の累計(jì)申請(qǐng)人數(shù)は151萬(wàn)9524人、韓國(guó)國(guó)民の約34人に1人の割合に上った。裁判所による許可の割合も05年以降上昇し続け、昨年は申請(qǐng)者の95％ほどが新たな名前を手にした。

05年からの変化のきっかけとなったのは、同年11月、最高裁が出した「名前が気に入らない場(chǎng)合、個(gè)人の幸福追求権のため幅広く（改名を）許容すべき」との判斷だ。この判斷には、同年夏に放送されたテレビドラマ「私の名前はキム?サムスン」のヒットが影響しているとみる向きもある。主人公の女性サムスンは、親がつけてくれた古臭い名前を嫌い「ヒジン」の名に改名を試みた。

最近では厳しい就職難も改名を促す一因となっている。公務(wù)員試験に落ち続けた33歳のクォンさんは、両親がみてもらったという占いの結(jié)果を基に改名し、直後の試験で合格を果たした。また、韓國(guó)プロ野球のオ?ジェヨン投手は故障と成績(jī)不振が続き、やはり両親の勧めでこのほどオ?ジュウォンと改名しプレーに臨んでいる。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「希代の重大事件の犯人と同姓同名だったらさすがに不快な気持ちになりそう」

「改名したことで自分が少しでも満足できるなら、それだけで改名の価値があったと思う」

「子どもにおかしな名前をつける親がいるけど、まともとは思えないね」

「本名がオ?シブウォン（五十ウォン）という人と會(huì)ったことがある」

「無(wú)知で非常識(shí)な親につけられた名前で一生ばかにされる人はあまりに不幸。サービス業(yè)なのでこれまでいろんな名前を見(jiàn)てきたけど、ひどかった例は…イム?シンボク（妊娠服）、イ?ガンド（イ強(qiáng)盜）、キム?チグク（キムチスープ）、パン?グィナム（おなら男）など」

「私は末娘だからってチェ?マルニョ（最末女）なんて名前に。このニュースを見(jiàn)て、改名してきれいな名前になりたいと心から思った」

「趙顕娥（チョ?ヒョナ。ナッツリターン事件を起こした大韓航空元副社長(zhǎng)）と同名の知人は、『ナッツ』と呼ばれるようになって改名したよ。1人の迷惑女が他人の名前まで変えさせてしまった」

「友人の中に改名した子がいるけど、改名後、多少ましにはなったもののやっぱり波瀾萬(wàn)丈の人生は変わらないみたい」（翻訳?編集/吉金）