2016年8月22日、中國(guó)のポータルサイト?新浪に、「東京五輪で日本の金メダルの數(shù)は中國(guó)を上回る可能性があるのか」とするコラムが掲載された。

著者は、北京市社會(huì)科學(xué)院體育文化研究センターの金汕（ジン?シャン）主任。北京五輪の金メダルランキングで中國(guó)はトップの51個(gè)だったのに対して日本は9個(gè)だったことを紹介し、「日本が中國(guó)と爭(zhēng)おうというのはほとんど笑い話のように感じるかもしれないが、リオ五輪で日本は希望を見(jiàn)た」と指摘する。

金主任は、ここ最近の五輪で中國(guó)の日本に対する圧倒的な優(yōu)勢(shì)には確かに変化が起きているとし、その原因について「日本の成長(zhǎng)速度が速いのではなく、中國(guó)の衰退が予想以上である」とする。リオデジャネイロ五輪で中國(guó)の金メダルは26個(gè)とロンドン五輪から12個(gè)も減少した。特に、體操ではゼロ、射撃では1個(gè)、バドミントンでは2個(gè)（前回は5個(gè)）、水泳でも1個(gè)（前回は5個(gè)）と、期待された種目でことごとく成績(jī)を殘せなかった。また、中國(guó)のお家蕓である卓球でも、日本を相手に楽に勝つことはできなかった。金主任はこうしたことから、日本が打倒中國(guó)に自信を持ち始めていると指摘している。

金主任は體操競(jìng)技を例に、「中國(guó)は東京五輪に向けて、古臭く保守的な殻を破らなければならない」と主張?！肝摇─稀⑷毡救摔瑖?guó)際體操連盟（FIG）に加わってから採(cǎi)點(diǎn)方法が変わったと不満を漏らしているが、あることを忘れている。それは、中國(guó)の體操の登録選手がわずか2000人ほどしかいないことだ。米國(guó)では4000以上の體操クラブが選手を育てている。（中國(guó)の）少人數(shù)で閉鎖的な訓(xùn)練や、さまざまな制限を受ける選抜システムこそが衰退の根本的な原因だ」と指摘する。

金主任は最後に、體操、水泳、レスリングなどで日本の強(qiáng)さが突出していること、東京五輪では空手など日本が金メダルを獲得できる可能性が高い種目が採(cǎi)用されること、中國(guó)が絶対的な強(qiáng)さを誇る卓球でも有力選手がピークを過(guò)ぎたり引退したりすること、日本にはホームアドバンテージがあることに觸れ、「2020年の五輪で中國(guó)が厳しい戦いを強(qiáng)いられることは必至だ」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/北田）