余命半年の27歳男性、四川?チベット自転車の旅に=仲間が仕事を辭めて隨行―中國

人民網(wǎng)日本語版    2016年8月25日(木) 20時40分

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今年5月、27歳になる張峰さんは末期の悪性軟部腫瘍(がん)と診斷され、余命半年を宣告された。その半分が過ぎた今、張さんは自分に奇跡が起こることを固く信じ、末期がんの身體をおして、四川?チベットへの自転車の旅に出たいと考えた。

今年5月、27歳になる張峰さんは末期の悪性軟部腫瘍(がん)と診斷され、余命半年を宣告された。その半分が過ぎた今、張さんは自分に奇跡が起こることを固く信じ、末期がんの身體をおして、四川?チベットへの自転車の旅に出たいと考えた。成都商報が伝えた。

チベットに行った経験はなく、自転車旅行の経験もなかった張さんにとって、途方もない大膽な計畫だった?!缸苑肿陨恧颂魬椁工毪韧瑫rに、がんは決して恐ろしい病気ではなく、何よりも大切なのは自分の心の持ち方であることを、他のがん患者に伝えたかった」と彼は話した。

張さんの計畫リストは、四川?チベットへの自転車旅行、ソロ公演、一風(fēng)変わったお葬式など、さまざまな項目で埋め盡くされていた。自転車旅行に行くと決心したとき、家族は最初反対したが、何度も話し合った末、ついに実現(xiàn)の運びとなった。今年8月、張さんは3人の友人とともにチームを組んで裝備を整え出発した。成都を出て、雅安、康定、理塘の各地を経由し、最後にはラサに到著するという計畫だ。

他の自転車旅行者とは異なり、張さんのバッグには8箱分の薬が入っている。北海からやって來たバナナさん(仮名)は、今回の四川?チベット自転車旅行の同行者の一人だ?!杆饯稀氦謥护い丹蟆患妗河眯陌簟护馈工仍挙攻啸圣胜丹螭?、6月、張峰の病狀を聞いたとき、大きな悲しみに暮れた。2カ月後、友人たちとの自転車旅行の計畫の話を聞いて、自分も何かすべきだと彼は感じた。そして、深く考えずに仕事を辭め、飛行機(jī)で成都に飛び、張さんに同行した。道中、張さんの面倒を見て、彼を保護(hù)する役目を引き受けたバナナさんは、「このチャンスを逃すと一生後悔する」と話す。バナナさんは、今回の自転車旅行を撮影し、ドキュメンタリーフィルムを制作するつもりだという。

張さんの家族は、彼の身體を何よりも心配している。張さん本人も自分の身體についていろいろ考えている?!杆饯悉猡悉錈o理をすることはできない。自分の身體のことは、自分が誰よりもよく知っている」と話す張さんは、雨の日と夜間は決して自転車に乗らないと決めている。診斷を受けてからこの3カ月間、張さんは一度だけ泣いたことがある。手術(shù)が終わり、退院して自宅に戻った時、家族が心配するのを聞いて、耐えられなくなり涙した?!杆饯瞍鈿埬瞍怂激盲皮い毪韦?、結(jié)婚して子供を作り、両親に孫を抱かせてあげられず、親孝行できなかったことだ」と張さんは語った。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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