アフリカ、日中両國の新たな市場獲得競爭の舞臺に、日本主導(dǎo)の開発會議始まる

Record China    2016年8月27日(土) 22時40分

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日本が主導(dǎo)する「第6回アフリカ開発會議(TICAD)」が27、28日にケニアで開かれる。アフリカ開催は初めて。アフリカ進出は中國も重視、日中両國の新たな市場獲得競爭の舞臺だ。アフリカ大陸

2016年8月26日、日本が主導(dǎo)する「第6回アフリカ開発會議(TICAD)」が27、28日にケニアの首都ナイロビで開かれる。アフリカ開催は今回が初めてだ。アフリカは近い將來、人口が20億人にも達する巨大市場。資源提供國から消費國に変貌しつつある。アフリカ進出には中國も力を入れており、日中両國の新たな市場獲得競爭の舞臺でもある。

TICADの正式名稱は「Tokyo International Conference on African Development」。わざわざ「Tokyo」と銘打っているように日本がリーダーシップを取る數(shù)少ない國際會議の一つだ。

1993年10月に東京で開催されたのを手始めに、98年10月、2003年9月、08年7月、13年6月と5年ごとに日本で會合を重ね、今回から3年間隔となった。當(dāng)初は外務(wù)政務(wù)次官が共同議長となるレベルの國際會議だったが、徐々に規(guī)模が拡大。08年の第4回會議からは首相が共同議長役を務(wù)めている。アフリカ諸國のほか、國連や國連開発計畫(UNDP)、世界銀行なども參加する。

日本にとって最大の狙いは「世界経済の最後のフロンティア」といわれるアフリカへの売り込み。日本メディアによると、第6回會議に出席する安倍晉三首相らには榊原定征?経団連會長ら企業(yè)関係者も同行、訪問団の総勢は2000?3000人規(guī)模にもなるという。現(xiàn)地の「ジャパンフェア」には大企業(yè)だけでなく、中小企業(yè)も出展し、さまざまな分野の「メード?イン?ジャパン」を大々的にPRする予定だ。

アフリカへの進出は日本より中國が先行。特にインフラ整備の面ではエチオピアとジプチを結(jié)ぶ鉄道の電化、ケニアのナイロビ?モンバサ間の鉄道建設(shè)などを手掛ける。さらに発電所や道路建設(shè)にも中國企業(yè)が政府の手厚い支援を受け、積極的に取り組んでいる。

中國の習(xí)近平國家主席は昨年12月、南アフリカのヨハネスブルグで開かれた中國版TICADの「中國?アフリカ協(xié)力フォーラムで(FOCAC)」で、アフリカ支援として600億ドル(約6兆円)を拠出すると言明。今後3年間に工業(yè)化、農(nóng)業(yè)の近代化、インフラ整備、貧困や環(huán)境対策などを含む10の分野での協(xié)力を約束した。

日本の商社系シンクタンクによると、中國は現(xiàn)在、アフリカ最大の貿(mào)易相手。ほとんどすべてのアフリカの國で投資を行っている。最近では不動産や農(nóng)業(yè)などへの投資も増えている。進出している中國系企業(yè)の數(shù)も3000社を超える。

中國の進出ぶりについて、英誌エコノミストは13日、「中國のアフリカにおける影響力は日増しに拡大しており、インドと日本の頭痛の種となっている」との記事を掲載。「エチオピアの首都アディスアベバの國際空港ではコーヒーショップ2カ所で『アジアの餃子』を提供している。空港內(nèi)の標(biāo)識や放送は英語、アムハラ語、中國の3種類。ロビーのソファでは無數(shù)の中國人が航空機への搭乗を待っている」などと伝えている。(編集/日向)

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