政府の報(bào)道規(guī)制、元官僚が「汚職官僚の隠れ蓑」と批判―中國(guó)

2008年1月18日、南方都市報(bào)は國(guó)務(wù)院臺(tái)灣弁公室前報(bào)道官である張銘清（チャン?ミンジー）アモイ大學(xué)教授のコラムを掲載した。張氏は「マイナスイメージ」を理由に報(bào)道を規(guī)制している現(xiàn)狀を批判した。

【その他の寫(xiě)真】

規(guī)制対象とされている「マイナスイメージ報(bào)道」は範(fàn)囲が極めて広く、社會(huì)の暗部を暴くような報(bào)道から権力者が不快に感じるような報(bào)道までが全て「マイナスイメージ」と一括りにされているという。そのためこれを口実に官僚の腐敗を伝える客観的な報(bào)道までが規(guī)制されるなどの悪影響もあり、さらには天災(zāi)などの自然現(xiàn)象に関する報(bào)道まで「マイナスイメージ」と區(qū)分されることすらあるという。

張教授は「マイナスイメージ」の報(bào)道が必ずしも負(fù)の影響につながるわけではないと指摘、例えば社會(huì)保障基金の不正流用問(wèn)題で逮捕された陳良宇（チェン?リャンユー）元上海市長(zhǎng)の事件は確かに共産黨のイメージを損なうものであったが、事件の公開(kāi)は共産黨が汚職官僚の摘発と市民の保護(hù)に積極的に取り組む決意を示したのであって、負(fù)の影響があったとは言えないと主張した。むしろ「マイナスイメージ報(bào)道」の規(guī)制は汚職官僚が自己保身の道具として使っていると批判した。（翻訳?編集/KT）