電動一輪車?立ち乗りスクーターの道路走行はダメ、違反者には説教!―上海市

人民網(wǎng)日本語版    2016年8月28日(日) 15時30分

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電動一輪車や立ち乗りスクーターなどのバランススクーターが街中を走っている風(fēng)景は、上海ではもはや珍しくなくなった。資料寫真。

電動一輪車や立ち乗りスクーターなどのバランススクーターが街中を走っている風(fēng)景は、上海ではもはや珍しくなくなった。だが、その安全性については、各方面から疑問や懸念の聲が上がっている。上海交通管理當(dāng)局によると、このような歩行の代用となる「パーソナルモビリティ」は、決して交通手段に屬してはおらず、したがって道路を走行する権利を有していないという。人民日報(bào)が伝えた。

実際、上海の大通りや路地では、2、3年前から、この種の新たなパーソナルモビリティを頻繁に目にするようになった。記者が、某ショッピングサイトで「電動一輪車」と入力して検索したところ、1000件以上がヒットした。フル充電後の最大走行距離は10キロメートルから35キロメートルまでとさまざまで、価格も數(shù)百元から數(shù)千元(1元は約15.1円)まである。

現(xiàn)在市場で販売されているこれらのバランススクーターは、かなりシンプルな構(gòu)造で、操作もそれほど難しくない。一輪車はすべて、直立(まっすぐな姿勢)で運(yùn)転可能で、ハンドルはなく、ブレーキとアクセルもない。體のバランスに頼って走行し、體の重心が前に傾くと発進(jìn)し、體の重心が後に傾くと止まる。操作が簡単で持ち運(yùn)びやすいことから、バランススクーターは多くのサラリーマンにとって日常の「足代わり」になっており、「『職場までのラスト1キロの移動』という難題を解決してくれる神器」と稱えられている。

だが、上海交通管理部門の擔(dān)當(dāng)者は、「電動バランススクーターは、中國の機(jī)動車安全基準(zhǔn)を満たしてはおらず、非機(jī)動車製品目録にも掲載されていない?!荷虾J蟹菣C(jī)動車管理弁法』第26條規(guī)定によると、『電動バランススクーター』は、路上を走行する権利を有しておらず道路を走ってはいけないことになっている」と指摘した。

安全性の面では、業(yè)界専門家が以下3點(diǎn)を指摘している。

1、體を後ろに傾けてブレーキをかけるより、手(指)をつかってブレーキをかける方がずっと素早い。突発的な狀況になった時、ブレーキをとっさにかけることが難しい。

2、バランススクーターのブレーキ機(jī)能は劣悪で、ブレーキをかけたときに、車輪と地面との間に摩擦が起きる面積は、2輪車のわずか半分しかない。

3、非機(jī)動車が走行中、他の車両との衝突事故は避けられないが、衝突するのは車體である場合が多い。一方、このような一輪車で衝突が起こると、一輪車に乗っている人の體に直接當(dāng)たることになり、あまりにも危険が大きい。

非機(jī)動車用道路や歩行者用道路で、バランススクーターなどのパーソナルモビリティを使用した場合、交通警察は道路交通法?行政法規(guī)違反により、使用者に説教、教育、勧告、罰金を行う。また、交通警察は、「安全面を考慮して、一輪車は、特定の場所で娯楽?レジャーの道具として使う分には問題ないが、交通事故の発生を防ぐために、道路を走行してはならない。道路を走行して交通事故が発生すれば、使用者は全責(zé)任を負(fù)わなければならない」と、注意を喚起している。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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