2016年8月26日、韓國?スポーツソウルによると、リオ五輪で銅メダル1個という成績に終わった大韓レスリング協(xié)會の関係者らが橫領(lǐng)の容疑で韓國警察の調(diào)査を受けている中、ジュニア國家代表監(jiān)督のキム氏が24日に江原道平昌郡のモーテルで自殺しているのが見つかった。

キム氏が自殺した原因は、大韓レスリング協(xié)會の橫領(lǐng)問題について警察から取り調(diào)べを受ける中で、極度のストレスを受けたためとみられている。キム氏は自殺する前、録音テープに「警察や局長、次長などみんなが仕組んで私に調(diào)査を受けさせ、誘導(dǎo)尋問をした。私は今日、この音聲を殘してこの世を去る。検事や裁判官を捕まえてどうにか解決してほしい。本當(dāng)に悔しい」との言葉を殘していたという。

韓國警察は2010年から昨年まで、レスリング協(xié)會で30億ウォン（約2億7000萬円）臺の橫領(lǐng)があったとの情報を入手した後、同協(xié)會の元?現(xiàn)會長をはじめとする役員や職員に対する調(diào)査を行った。この中でキム氏も數(shù)回にわたり調(diào)査を受けた。潔白を主張したキム氏は、「協(xié)會の元幹部が自身を陥れたようだ」と周囲に話していたという。

キム氏の遺族はメディアの取材に対し、「（キム氏が）3000萬ウォン（約270萬円）の予算を投入してレスリング用マットを購入したことがあるが、その翌日に再び同じマットを購入したことになっていたという。（キム氏は）協(xié)會幹部がやったことだと話していた」と明らかにした。

警察は6月に同協(xié)會の事務(wù)所を家宅捜索し、ハードディスクや書類などを押収。組織的な橫領(lǐng)があったとみて、捜査の範(fàn)囲を拡大させている。

これについて、韓國のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「自殺してでも訴えたいことがあったはず。キム監(jiān)督はきっと、警察の調(diào)査で自身の潔白が証明されても、元會長や役員からの圧力を受け、監(jiān)督生活を続けることができなかったのだろう」

「今回の事件をきっかけに、韓國レスリング協(xié)會に広がる弊害や間違った行動、その悪循環(huán)がなくなってほしい」

「結(jié)局、人が人を殺した。徹底的に調(diào)査をして監(jiān)督の悔しさを晴らしてほしい」

「これが韓國レスリング界の現(xiàn)実」

「とても悔しい。絶対に真実を明らかにしてほしい」

「一生懸命レスリングを練習(xí)している子供たちがかわいそう」

「潔白なのになぜ自殺する？韓國のスポーツ界と防衛(wèi)産業(yè)から不正がなくなる日はくるだろうか？」（翻訳?編集/堂本）