「トイレでスマホ族」の諸君、くれぐれもご注意あれ！広州市天河區(qū)の男性が、トイレでうっかり落としてしまったスマホを拾おうとして、下水管に腕を挾まれ身動(dòng)きが取れなくなった。中山大學(xué)附屬第六病院救急科は24日、「消防隊(duì)員の手助けで何とか救出されたが、腕は內(nèi)出血を起こして腫れあがっていた」と話した。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

同様のケースに出會(huì)った経験がある消防隊(duì)員は、次の通り説明した。

「一般的に言えば、便器に落とした物を拾うために腕を便器の奧の方に伸ばしたとき、水流と同じ方向なので、摩擦は大きくない。だが、物を摑んで引き上げようとしたとき、水流と逆方向になることと、手が拳を握る形になっているため、摩擦力がぐんと大きくなる。便器に手を入れている時(shí)間が長(zhǎng)引くと、腕は腫れてくる。そうなると、手に摑んだ物を離しても、腕を便器から抜くことが難しくなる。タンク內(nèi)に水が溜まっている場(chǎng)合、パイプ內(nèi)部の気圧が外の気圧より小さくなり、腕はさらに抜きにくくなる。もがけばもがくほど、いっそう身動(dòng)きが取れなくなる」。

中山大學(xué)附屬第六病院救急外科の張迪醫(yī)師は、以下の通りコメントした。

「トイレでスマホをいじることは、まったくもって悪しき習(xí)慣だ。下水道にスマホを落としてトラブルとなる可能性がある以外に、スマホをいじっていると、排便時(shí)の注意力が分散して便意が衰え、実際の排便時(shí)間が長(zhǎng)引き、便秘の原因となる。このほか、トイレに入っている時(shí)間が長(zhǎng)すぎると、肛門(mén)周辺の血管や弾力組織が長(zhǎng)い時(shí)間圧力を受けるため、血液の滯りや靜脈瘤が発生し、痔を発癥する可能性がある。毎回の排便時(shí)間は、5分から10分にとどめておくよう心掛けるべきだ」。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KM）