2016年8月26日、獨國際放送ドイチェ?ヴェレによると、9月4日に中國浙江省杭州市で開幕する主要20カ國?地域（G20）首脳會議（サミット）を前に、中國を訪問中の谷內(nèi)正太郎國家安全保障局長が25日、北京で李克強首相、外交トップの楊潔チ國務(wù)委員（副首相級）とそれぞれ會談した。

楊氏は會談で、杭州サミットにおける日本の積極的な関與を希望。日中関係は改善までに多くの課題が殘されており、「特に南シナ海問題が難問で、雙方の利益に合致しない狀況となっている」と指摘した。さらに、日中の協(xié)力は「減點」方式ではなく「加點方式」でメリットが増えると主張。日本に「言行一致」の姿勢で臨むよう求めた。

一方、李首相は谷內(nèi)氏に対し「日中関係は改善したとはいえまだ脆弱だ。日本が『正しい認(rèn)識』を持つことが、関係改善を後押しし、正常な軌道に戻すきっかけになる」と述べた。谷內(nèi)氏は安倍晉三首相の親書を手渡した。日中首脳會談が実現(xiàn)すれば、15年4月のジャカルタ開催以來1年5カ月ぶりとなる。（翻訳?編集/大宮）