2016年8月28日、中國新聞網(wǎng)によると、甘粛省臨トウ県機場村の辺國勝（ビエン?グオション）共産黨支部書記が27日、村內(nèi)80戸余りの農(nóng)民に総額560萬元（約8400萬円）の「臨時ボーナス」を支給した。山積みの札束が話題になっている。

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10萬元（約150萬円）ものボーナスが支給された農(nóng)家もある。これ以前にも同様のボーナスが支給されており、今回と合わせると総額1000萬元（約1億5000萬円）を超える。

中國政府は2000年から、條件の悪い耕作地を森林に戻す活動として植林事業(yè)を推進しており、機場村もその政策を受けて植林事業(yè)を開始。辺國勝氏は銀行から30萬元（約450萬円）の資金を借り入れて苗木會社を設(shè)立し、村人たちをパートナーに植林をスタートさせ、12年には村の黨支部書記に就任。村內(nèi)での植林事業(yè)を活発化させている。

村は人口が少なく、農(nóng)業(yè)は野菜が中心で、収入は少なかった。植林事業(yè)に著手する以前は、経済狀況のいい世帯でも10萬元（約150萬円）を超える貯蓄はなかったが、現(xiàn)在は年収が10萬元を超える世帯も出るほどになっているという。

植林は主にエゾマツで、成長した木は山西省や內(nèi)モンゴル自治區(qū)、新疆ウイグル自治區(qū)などに緑化事業(yè)用として販売している。辺國勝氏は植林事業(yè)によって年內(nèi)にも村全體が貧困から脫卻できる見込みだと話している。（翻訳?編集/岡田）