フランス社會に溶け込めない中國人留學生たちを救え!先輩留學生らが団體組織も、仏紙「“先輩”のフランス語も大してうまくない」

Record China    2016年9月4日(日) 15時40分

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31日、仏華字紙?歐州時報によると、フランスの中國人留學生の境遇について、議論が巻き起こっている。寫真はパリ。

2016年8月31日、仏華字紙?歐州時報によると、フランスの中國人留學生の境遇について、議論が巻き起こっている。

フランスに留學する中國人の多くが、「米國より學費が安く、ロマンチックな國」という印象を抱いているが、実際はその“ロマンチックな國”の社會に溶け込むことに苦労している中國人が多いという。

フランスに留學して2年になる24歳の鐘(ジョン)さんは、流ちょうな英語が話せ、ビジネススクールESCP EUROPEでMBAの學位を取得した。鐘さんは、「一番殘念なのは、フランス人が理解できないこと。彼らが世界をどのように見ているか、彼らの思考はどのようなものなのか。私にとって、フランス文化は謎のままです」と語った。また、5年前にフランスに來た姚(ヤオ)さんは、「ここでは、私たちは恥を捨てないといけない。でも、中國人にはそういう習慣はない。フランス人は中國人に多くの先入観を抱いている。例えば、私たちは中國人のコミュニティーにばかり身を置きたがるとか、まじめに仕事にいそしむのが好きだとか」と語った。

ESCP EUROPEの擔當者は、「學生たちは互いに知り合いたいという気持ちはあるが、行動が伴っていない。フランス人は非常にストレートだが、中國人はいつも一歩踏み出すことをためらってしまう」と述べた。留學生の事情に詳しい王靜(ワン?ジン)氏は、「中國人の謙遜と禮儀がコミュニケーションを難しくしている原因。例えば、中國人學生は授業(yè)中に質問することによって、教授の話を遮ってしまうのは失禮だと考えている。しかし、フランスでは自身の見解を持っていることや、意見を戦わせることが好まれる」と指摘?!弗榨楗螗工扦辖淌冥葘W生が議論することは當たり前だが、中國ではほとんどない。教育文化の違いから、中國人の“謙遜”や“禮儀”はフランス人の目に“恥ずかしがり”や“人見知り”と映り、授業(yè)に溶け込む大きな障害になっている」と話している。

パリ政治學院國際研究センターのJean?LouisRocca氏は、「中國人は集団に依存するが、フランス人は個人を重視する。フランスの大學も、學生自身の自己管理を奨勵している。そのため、多くの中國人がフランスで『頼るところがなく、なすがまま』という感覚を抱いている。そこで、中國人は同胞同士で集まり、“暖を取る”ようになる」と指摘している。

こうした狀況を打開しようと動いている人もいる。パリサクレー大學の大學院に通う曾(ツォン)さんは、料理などを通じて地元の人と觸れ合うイベントを開催する団體を設立。現(xiàn)在、50人以上のメンバーが加入しているという。このような団體はいくつもあるといい、別の団體のメンバー?程(チョン)さんは、仏紙ル?モンドに対して「留學生はさまざまな新しいことに直面して、戸惑っている。こういう団體がさまざまなイベントを通じて、彼らが早く社會に溶け込むのを助けている」と語ったが、同紙の記者は「留學生をフランスに溶け込ませる“先輩”である彼らのフランス語も、大してうまくなかった」と伝えているという。(翻訳?編集/北田

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