2016年9月3日、人民網(wǎng)は、間もなく開幕するG20サミットに関する「10大デマ」について報(bào)じた。

中國でも大きな注目を集めているG20だが、インターネットなどではさまざまな「デマ」が飛び交っているという。記事は10のデマについて、真相を説明している。

デマ1：G20サミット期間中に広州のほとんどのガソリンスタンドが閉まる

真相：杭州市には中國石油天然気集団（ペトロチャイナ）、中國石油化工集団（シノペック）合わせて400弱のガソリンスタンドがあるが、営業(yè)停止の計(jì)畫はない。

デマ2：警備に當(dāng)たる警官には1人10萬元（約155萬円）の手當(dāng)てが出る

真相：浙江省政府はこのデマについて「荒唐無稽」と回答している。杭州市民はテロへの関心が最も高く、44．5％が懸念しているが、警備を強(qiáng)化し、公共の安全を守ることは最低限の要求。

デマ3：9月4、5日は高速鉄道は杭州駅に停車しない

真相：鉄道部門に確認(rèn)したところ、そのような通知は受けていないと回答した。

デマ4：杭州の安全検査で、あるトラック運(yùn)転手が積み荷のミネラルウオーターを一つ一つ開けて試飲させられた

真相：公安當(dāng)局に確認(rèn)したところ、事実ではなかった。液體の検査については規(guī)定にのっとって厳しく行われているが、可能な限り市民に配慮するという原則の上で行われている。

デマ5：G20サミット期間中、杭州市のスーパーや市場(chǎng)は営業(yè)を停止する

真相：杭州市人民政府の通知通り、すべてのスーパーや市場(chǎng)などは正常に営業(yè)する。

デマ6：自動(dòng)車は通行証が無ければ杭州に入れない

真相：8月10日?9月6日まで、公安當(dāng)局が市內(nèi)各地に検査場(chǎng)を設(shè)け、安全検査を?qū)g施している。一部地域への進(jìn)入については、事前に安全検査証を申請(qǐng)している場(chǎng)合はスムーズに通行できるが、申請(qǐng)していなくても検査を受ければ同様に入ることができる。

デマ7：G20サミットの予算は1600億元（約2兆4800億円）

真相：浙江省政府によると、杭州市の今年の一般公共予算支出は1230億元（約1兆9000億円）。

デマ8：西湖の観光區(qū)域では火を使って料理してはいけない

真相：公安當(dāng)局によるとこれはデマである。できる限り市民生活への影響を少なくするとしている。

デマ9：G20サミット期間中、全國でショートメールが使えなくなり、保護(hù)者は學(xué)校からの通知が受け取れない。

真相：浙江省の通信監(jiān)理局によると、これはうその情報(bào)。通話もメールもネットもすべて正常なサービスが提供される。

デマ10：G20サミットのコンパニオンはチャイナドレスを著て入場(chǎng)する

真相：今年7月に貴州省で行われたチャイナドレス文化節(jié)の動(dòng)畫を見て、視聴者が誤解したことによる。（翻訳?編集/北田）