日本で増える子どもの自殺、中國との違いは?=「日本でいじめは日常茶飯事」「中國も日本と同じだけど…」

Record China    2016年9月4日(日) 17時20分

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2日、鳳凰網(wǎng)は、日本で新學(xué)期に自殺する子どもが増えていると報(bào)じた。寫真は東京の街。

2016年9月2日、鳳凰網(wǎng)は、日本で新學(xué)期に自殺する子どもが増えていると報(bào)じた。

記事は日本のデータを用いて、「全體としては自殺者は減っているものの、中高生では逆に増えており、昨年は中學(xué)生の自殺者が100人を超えた」と報(bào)じた。18歳以下の子どもで特に自殺が多いのが、新學(xué)期が始まる9月1日だという。また、自殺の原因として多いのが、いじめや勉強(qiáng)のストレスなどだそうだ。

記事は、「日本人は極端な集団主義で、個人の考えは集団の意識に抑えられる傾向がある」とし、「日本社會は異質(zhì)なものに対して寛容ではなく、他人と少し違っただけでもさまざまなレッテルを貼られ、抑圧される」と指摘。ほかにも、上下関係が厳しいことや、成績至上主義であることも、若者にストレスを與えているとしている。

一方で、「中國でも同様の問題が生じている」とも指摘する。中國ではスマートフォンの普及とともに、いじめの様子を撮影した寫真や動畫がネット上に出回ることが増えた。無視や言葉によるいじめよりも、中國ではより直接的な暴力によるいじめが多い印象だ。相手を全裸にしたり、ひざまずかせたりして繰り返し暴行を加えるなど、その壯絶な中身が物議を醸してきた。

記事は、こうした実情について、「學(xué)校は校內(nèi)暴力などへの予防策が十分ではなく、ひとたび事件が明るみに出てマイナスイメージが付くと判斷すると、問題の生徒を安易に退學(xué)させるなどして、社會に矛盾を押し付ける。家庭でも、親の子どもへの関心が不足しているため、変化の予兆を感じ取ることができず、事が起きてから學(xué)校側(cè)を批判するだけである」としている。

これについて、中國のネットユーザーからは、「日本は強(qiáng)者に従い、弱者をいじめる國。表面的には禮儀正しくても、2面性がある。日本の會社では、新入社員いじめが日常茶飯事だよ」「去年日本に行った。街はすごく発達(dá)していたんだけど、どことなくうつうつとした雰囲気だったな」といった聲や、「中國も日本と同じような狀況があるが、メディアではあまり報(bào)じられない」「校內(nèi)暴力については、中國の方がより深刻だと思う」「暴力によるいじめは本當(dāng)に怖い。私も中學(xué)の時に自殺を考えたことがある」といった聲が寄せられている。

記事は最後に、「日本も中國も、子どもを健やかに成長させるための環(huán)境づくりが大きな課題になっている」とまとめている。(翻訳?編集/北田

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