Record China 2016年9月6日(火) 3時(shí)0分
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3日、中國で歯の痛み訴える男の子が病院を訪れた。痛みは蟲歯が引き起こしていると思われたが、治療すると見つかったのはなんと蟲。地域に伝わる民間療法が原因だった。
2016年9月4日、広州日報(bào)によると、中國では蟲歯は「蟲牙」といい、口の中に蟲がいて、歯に悪さをして痛みを生じさせるという迷信があったが、蟲歯で痛みを訴える子どもの口から、本當(dāng)に痛みの原因とみられる蟲が見つかった。
広州市にある中山大學(xué)付屬病院を、蟲歯で顔が腫れているとみられる男の子が診察に訪れた。醫(yī)師が診察したところ、すでに蟲歯が進(jìn)行中の狀態(tài)なのが確認(rèn)されたが、実は問題はそこではなかった。
治療を開始し、蟲歯のある歯莖を切開すると、通常なら見つかるはずの化膿(かのう)はなく、出血とともに出てきたのは白く細(xì)い蟲のような糸狀の異物だった。見つかった糸狀の異物は4本。調(diào)べてみると、異物は線蟲で、歯の痛みの原因はこの線蟲だと判明した。
保護(hù)者に話を聞くと、広州の地元では、「子どもが蟲歯を痛がったら、小さなカエルを捕まえて來て、口の中に入れて“蟲”を駆除すればと治る」という民間療法が昔から伝わっており、この子どもも以前にそのようにして蟲歯を治したことがあったという。
醫(yī)師は、今回の痛みはカエルに寄生した蟲の卵が原因だった可能性が高いと指摘。こうした迷信や民間療法は醫(yī)學(xué)的な根拠がないものが少なくなく、子どもに不必要な危害を加えることになりかねないと、注意を促している。(翻訳?編集/岡田)
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