80歳過ぎの項(xiàng)馬成さんは、自宅で家族団らんを楽しみ、晩年を穏やかに過ごすべきかもしれないが、実際にはほぼ毎日、屋外で自転車に乗って「遊び惚けて」いる。年に1、2回は數(shù)カ月におよぶ長距離自転車旅行を計(jì)畫?実行し、旅行に出ていない時(shí)には、「朝に外出して夜に帰宅」のパターンで、近場を走っている。浙江在線が伝えた。

1996年、當(dāng)時(shí)61歳の項(xiàng)さんは、中國醫(yī)薬製造工場を定年退職、「自転車旅行」の夢を?qū)g現(xiàn)させる生活が始まった。退職後の最初の旅行先として選んだのは、以前から憧れていた內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）大草原だった。その後、毎年少なくとも1回の遠(yuǎn)距離旅行、2回の短距離旅行に出かけた。それから約20年、彼と愛車がたどった足跡は、國內(nèi)各?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）を網(wǎng)羅し、総距離は100萬キロメートルを上回った。さらに、彼にとっての自慢の種は、このように長年にわたって運(yùn)動(dòng)を続けているうちに、高齢となった彼の體力が、多くの若者より優(yōu)れた狀態(tài)を維持していることだ。

日常生活では、項(xiàng)さんは微信（Wechat）を使いこなし、多くの若者と同じように、毎日スマホでモーメンツにアクセスし、自分の心情について更新し、生活のあれこれについて記録する。彼は、「人の一生は本當(dāng)にあっという間だ。身體が動(dòng)くうちに、少しでも多くの場所に出かけないと。今後、可能であれば自転車で海外旅行も実現(xiàn)させたい」と微信上で投稿した。

「人の一生は本當(dāng)に短い。素晴らしい年月を味わうにはあまりにも短く、すぐに晩年になってしまう。だから、老人も身體をしっかりと鍛え、身體のコンディションを良好に保ち、毎日の生活をより良く過ごさなければならない」と項(xiàng)さんは力説する。

項(xiàng)さんは自宅に2通の証明書を保管している。1通は、角膜提供ボランティア栄譽(yù)証明書で、もう1通は、獻(xiàn)體ボランティア証明書だ?！斧I(xiàn)眼すれば、私の眼は、私が死んだ後も世界中を見渡すことができる」と項(xiàng)さんは続けた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM）