＜続報(bào)＞ケンタの朝メニューに中華の「油條」登場(chǎng)、「高すぎる！」とそっぽの客も―中國(guó)

2008年1月21日、上海市のニュースサイト「東方網(wǎng)」によると、中國(guó)のケンタッキーフライドチキン（KFC）全店でこの日一斉に朝メニューとして「油條（ヨウティアオ）」の販売を開始した。1本3元（約45円）だが、さて気になる消費(fèi)者の反応は？

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中國(guó)人にとって油條（揚(yáng)げパンの一種）は、朝食の定番。アツアツのお粥や豆乳と一緒に食べる。この日、テレビCMを見て來店したという女性は早速油條を注文。記者のインタビューに彼女は「確かにおいしいけど、値段が高すぎる」と答え、「屋臺(tái)で買えば1本0．5元（約7円）で6分の1の値段よ。それに並ぶ必要もないし」と話した。

KFC北京の広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は、「今回投入された油條は食品添加物を一切使用していない安全なもの」と胸を張る。また、中國(guó)人の伝統(tǒng)食である油條が、同店で売られるだけでこじゃれたスナックに変身するのを狙っているふしもあるが、値段への拒否反応は気になるところ。お粥に続く中華メニュー第2弾として、油條も朝の人気メニューとして定著するか、注目される。（翻訳?編集/本郷智子）