人民網(wǎng)日本語版 2016年9月8日(木) 3時20分
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北京大學(xué)、清華大學(xué)、カナダのマギル大學(xué)などの學(xué)者でつくる國際チームは5日、英科學(xué)誌ネイチャー?ジオサイエンスに報告書を掲載。東アジアの多くの國の汚染物による気候への影響は、先進國の消費行為との間に高い関連性を持つとした。寫真は15年12月の北京。
北京大學(xué)、清華大學(xué)、カナダのマギル大學(xué)などの學(xué)者でつくる國際チームは5日、英科學(xué)誌ネイチャー?ジオサイエンス(電子版)に報告書を掲載し、東アジアの多くの國の汚染物「煙霧質(zhì)」による気候への影響は、先進國の消費行為との間に高い関連性を持つとした。この影響が國際貿(mào)易により、製品の消費國から生産國に移るからだ。新華網(wǎng)が伝えた。
研究チームによると、消費財に必要な生産?物流?発電などの経済活動により多くの汚染物質(zhì)が排出されるため、気候と環(huán)境に影響が生じる。これらの汚染物により、多くの固體粒子と水滴が大気中に分散する。これは「煙霧質(zhì)」と呼ばれる。
同報告書の執(zhí)筆者の一人、北京大學(xué)物理學(xué)院大気?海洋科學(xué)學(xué)部の林金泰準(zhǔn)教授は、新華社の取材に応じた際に「これらの汚染物の煙霧質(zhì)は太陽放射の吸収と散亂、雲(yún)と降雨との相互作用といった手段により、気候システムのエネルギーバランスを変え、気候の変化に影響を及ぼす。これはいわゆる放射強制だ」と説明した。
チームは世界11地域のサービス?製品生産と関連する煙霧質(zhì)の排出量を見積もり、生産関連の排出と消費関連の排出による気候への影響を比較した。その結(jié)果、中國を含む東アジアは汚染物質(zhì)を大量排出する製品の輸出地域であり、生産による放射強制が消費による放射強制を大きく上回っている。汚染物質(zhì)を大量排出する製品の輸入地域(西歐、北米、日本?韓國?豪州?ニュージーランドといったアジア太平洋の経済協(xié)力開発機構(gòu)加入國)では、正反対の狀況が見られる。
林氏は、これは放射強制が先進國から発展途上國に移ったことを示していると述べた。研究チームは、大気汚染物質(zhì)の世界的な移動と気候?環(huán)境への影響は、生産活動と関連するほか、世界の消費行為との間に密接なつながりを持つと判斷した。林氏は関連問題への対応について「各國との貿(mào)易?環(huán)境面の理解と協(xié)力を促進していきたい」と述べた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集YF)
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