日本の団地から中國(guó)人が學(xué)べること―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2016年9月9日(金) 6時(shí)50分

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日本では現(xiàn)在、団地建設(shè)の際、設(shè)計(jì)時(shí)から自然災(zāi)害や人的事故の防止などに焦點(diǎn)を合わせている。

日本では現(xiàn)在、団地建設(shè)の際、設(shè)計(jì)時(shí)から自然災(zāi)害や人的事故の防止などに焦點(diǎn)を合わせている。瞭望東方週刊が報(bào)じた。(文:陳言)

東京から約50キロの位置にある神奈川県藤?zèng)g市では現(xiàn)在、「スマートタウン」が建設(shè)されている。1000世帯3000人規(guī)模のこの新しい街が「スマート」と呼ばれているのは、自然災(zāi)害や人的事故に強(qiáng)いタウンの建設(shè)がコンセプトの1つとなっているからだ。

現(xiàn)代社會(huì)の中で、「停電」が起きると、さまざまな不便が生じる。2011年、福島第一原子力発電所事故が発生した際、関東地方では電力供給を確保するために、「計(jì)畫(huà)停電」が実施された。藤?zèng)g市の「スマートタウン」はそのような狀況を想定し、各家庭の屋根に太陽(yáng)光発電パネルが備え付けられているほか、団地の外壁にも太陽(yáng)光発電パネルが並べられている。

このような自家発電システムにより、団地全體の30%の電力を供給することができる。そして、停電となっても、3日間は通信や照明、料理などに必要な電力を供給できる。災(zāi)害が起こっても、通常3日あれば、救援がやって來(lái)る。

その他、「斷水」も大きな問(wèn)題となる。東日本大震災(zāi)発生後、被災(zāi)地を取材して、トイレで水が使えなくなると厄介な問(wèn)題になると感じた。被災(zāi)者に加えて、救援に來(lái)た人も使うとなると、トイレの処理能力はすぐに限界を超え、すぐに処理されなければ、伝染病の原因ともなる。

藤?zèng)g市の「スマートタウン」には、非常時(shí)に住民らが數(shù)日間は使える簡(jiǎn)易トイレが設(shè)置される芝生の敷地がある。この簡(jiǎn)易トイレは、マンホールを利用したもので、非常時(shí)に蓋を開(kāi)けて簡(jiǎn)易式のトイレとテントを設(shè)置すれば出來(lái)上がりだ。中國(guó)ではこのような點(diǎn)まで考慮した団地はほとんど見(jiàn)られない。

特筆すべきは、このスマートタウンが、撤退が完了しているパナソニックグループの工場(chǎng)跡地に建設(shè)された點(diǎn)だ。工場(chǎng)が閉鎖された後、団地建設(shè)に向けて計(jì)畫(huà)が進(jìn)められ、十?dāng)?shù)年かけて安全で安心できるこの団地が建設(shè)された。

中國(guó)の一線(xiàn)都市、二線(xiàn)都市にも、閉鎖された工場(chǎng)の跡地が多くあるものの、科學(xué)的な計(jì)畫(huà)や再建設(shè)、再利用が進(jìn)められている所はほとんどない。日本のこの企畫(huà)は、中國(guó)も真剣に研究し參考にする価値がある。

また、中國(guó)人も現(xiàn)在、コミュニティの安全を一層重視するようになっている。藤?zèng)g市の安全を一番に設(shè)計(jì)された団地に、中國(guó)人は多くの啓発を受けるに違いない。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版

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