建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で400年前のミイラを発見、30歳前後の女性か―広東省仏山市

2008年1月12日、広東省仏山市の三水中醫(yī)院（舊人民醫(yī)院跡）工事現(xiàn)場(chǎng)で約400年前の墓が見つかり、棺の中からは女性と見られるミイラが発見された。

建設(shè)作業(yè)員が土を掘り起こした際に発見した。墓の長(zhǎng)さは約50cm、幅は約30cm。そばには木製の棺とふたが散らばっていた。墓の前には白色の石灰類の物質(zhì)が積まれており、専門家によると、これは墓の一番外側(cè)の保護(hù)層で、その中に棺があった可能性が高いという。

19日、専門家らによって墓の掘り起こし作業(yè)が慎重に行なわれ、初歩段階の鑑定も実施された。鑑定によると、墓は今から約400年前、明（1368?1644）か清（1644?1912）の時(shí)期に建てられたもの。棺の中のミイラは身長(zhǎng)156cm程度で、30歳前後の女性であると見られている。棺が精巧であることや衣服についていた物質(zhì)などから、一般人ではなく、身分が高い女性である可能性が高いという。

現(xiàn)在、棺や副葬品は同市內(nèi)の博物館で保管されている。ミイラは広東省薬學(xué)院に運(yùn)ばれ、今後さらに精密な鑑定が続けられる。（翻訳?編集/藤野）