2016年9月8日、韓國?SBSは、韓國の小學(xué)校で大人顔負けの児童會會長選挙が行われていると報じた。

韓國の小學(xué)生が児童會長選に出る場合、何が必要だろうか？実際に小學(xué)生の娘が選挙に出馬したという母親のネットの書き込みを見てみると、「選挙公約をうたうポスターをサイズごとに用意して大型文具店に注文し、他の宣伝用品はデザイン専門店に注文する」とある。子どものつたない手書き文字に色紙を貼ったような、いわゆる「小學(xué)生らしい」ポスターや宣伝グッズはもはや見當たらないという。

必要なのはそれだけではない。先の母親は「選挙期間の候補者は端正で落ち著いた色合いの服が良いとされるので新しく買って著せた」といい、さらに「応援してくれる友達に、マーク入りの帽子を用意してあげるのも良いと聞いた」と書いている。さらにネットで探すと、プロフィール寫真や選挙用の演説文作成を代行する業(yè)者が多數(shù)見つかる。スピーチ教室や演説文の作成、寫真代などを合わせると軽く數(shù)萬円が飛ぶ計算だ。

また、當選目的に掲げられる無理な選挙公約も大人顔負け。ソウルのある小學(xué)校では「當選したら全校生におやつをおごります」との公約をうたい當選した児童會長が、公約を守れず児童や保護者の抗議を受け辭任する一件があった。また京畿道の小學(xué)校では、「全クラスのエアコンを新調(diào)し、夏の間じゅう運転できるようにする」との公約が物議を醸した。他にも「體育の時間を増やす」「質(zhì)の良い給食業(yè)者に代える」「トイレにビデと音響設(shè)備を設(shè)置する」などの公約があふれているという。

こうした現(xiàn)象が起こるのは、「児童會長経験者」という內(nèi)申書の記載がその後の進學(xué)に役立つ可能性が高いためだが、専門家は「児童本人の力でやるべきものに親や業(yè)者が力を貸すのは教育的にも問題がある」と指摘している。

これについて韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「お手本になる大人の選挙があれだもの、當然の結(jié)果だよ」

「今からこれじゃ、大人になったら今の國會議員みたいになるのが目に見えてる」

「金持ちの家の子しか會長にはなれない」

「小さい頃から民主主義をこんなふうに學(xué)んでいたら、國の將來がどうなるか。これはみんな駄目な親の責(zé)任だ」

「22歳の僕が子どもの頃は、ここまでひどくはなかった」

「僕が小學(xué)生の時、『白い牛乳をチョコ牛乳に代える』と言って當選した會長を思い出した」

「大學(xué)はもっとひどいよ。學(xué)生総會長が何をするのかも知らずに出馬する」

「あれだけ政治家の悪口を言いながら、自分の子どもをこんなふうに育てるおかしな國民」

「子どもでも詐欺を働くことにかけては早々に學(xué)んでるよ」（翻訳?編集/吉金）