「中國は世界遺産の寶庫!日本人観光客に來てほしい!」=大使賞に『四川省山岳都市の夕暮れ』―第1回訪中日本人観光寫真コンテスト授賞式

八牧浩行    2016年9月10日(土) 6時10分

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「心に映る中國―訪中日本人観光寫真コンテスト」(主催?人民網(wǎng)、中國國家観光局)の授賞式が東京港區(qū)の中國大使館で開催され、日本人7人に特別賞(大使賞)、1等賞(人民網(wǎng)賞)などが贈られた。寫真は授賞式風(fēng)景。

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2016年9月8日、第1回「心に映る中國―訪中日本人観光寫真コンテスト」(主催?人民網(wǎng)、中國國家観光局)の授賞式が東京港區(qū)の中國大使館で開催され、日本人7人に特別賞(大使賞)、1等賞(人民網(wǎng)賞)、人気賞などが贈られた。

その他の寫真

授賞式には、余清楚?人民網(wǎng)総編集長、羅玉泉?中國國家観光局駐日主席代表、下村博文?元文部科學(xué)大臣、江田五月?元參院議長、淺野勝人?元外務(wù)副大臣、松山良一?日本政府観光局理事長ら両國の関係者約100人が出席した。

程永華?駐日中國大使は「観光による交流は重要であり、この寫真コンテストの開催により、日本の方々が中國への理解を深め、関係改善と相互発展への基礎(chǔ)を固める上で大変有意義だ」とあいさつ。下村氏は「この種の文化的な交流によって一衣帯水の隣國同士がさらに発展することを期待したい」と祝辭を述べた。

特等賞(大使賞)に選ばれたのは、鈴村雄誠氏の作品。四川省の山岳都市の「夕暮れ」を撮影したもので、同氏は「町並みは赤く染まり、まるで寶石箱のように輝いていた」とコメント。審査員の王小寧氏(中國の有力プロカメラマン)は「ファンタジックな時間帯の夕暮れに撮影。太陽がまだ沈みきっておらず、空は澄みわたり、遠(yuǎn)くに山があり、山のお寺や宿坊には既に明かりが燈って、グラデーションがはっきりしている」と稱賛した。

第1回となるコンテストの応募は昨年11月からスタート。約1000の応募作品の中から、ネットユーザーの投票と審査グループによって絞り込んだ後、日中両國の寫真専門家5人による審査を経て、7作品に、「4泊5日ペア?中國人気2大水郷の旅」旅行券などが贈られた。

中國人の訪日年々増加し、15年には約500萬人に達(dá)したが、日本人の訪中はその半分の約250萬人。ビジネス?留學(xué)が中心で、観光目的はわずか39萬人だった。中國國家観光局は、「中國は世界遺産の寶庫。國民の相互理解のためにも、日本人にもっと中國に観光に來ていただきたい」と要望している。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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