＜中ロ＞ネット“紛爭”が勃発??？中國の「個人攻撃」橫行に警鐘―ロシアメディア

2008年1月22日、北京の「中國青年報」は、隣國ロシアのメディアが中國のネット社會について、「中國ではネットを利用した悪質(zhì)な個人攻撃が橫行している」とした上で、「インターネット暴力は群集心理の一種である」と分析した記事を掲載したことを紹介した。

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このロシアメディアの記事では、具體例として昨年、中國の「網(wǎng)民」（ネットユーザー）が引き起こした「3377事件」を紹介。同事件は「33」というユーザー名の女性が、いかにして夫である「77」を前妻から奪い取ったかをネット上に書き込んだことが発端。「33」は前妻を酷評し、自分の性的魅力を自慢したことから、數(shù)千萬人いるとされる「網(wǎng)民」の怒りを買った。彼らは「33」に対して猛烈な攻撃を開始。誹謗中傷はもとより、「33」と「77」の個人情報を調(diào)べ上げてネットに流したという。

同記事は、「中國人は新しい大衆(zhòng)娯楽を手に入れた」と皮肉った上で、「正義」や「モラル」の名の下に最も殘酷な方法で特定の個人を社會的に「処刑」してしまうのは、フランス革命時代の群集心理と何ら変わらないと分析している。

中國青年報がこの記事を紹介したのは、他國の論調(diào)を紹介する形で、容易に暴徒化する國內(nèi)のネットユーザーに警鐘を鳴らすのが狙いと見られる。（翻訳?編集/本郷智子）