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1月22日、中國國家文物局は記者會見し、河南省許昌市で8萬?10萬年前のものとみられる人間の頭骨の化石が見つかったと発表した。北京原人に次ぐ重要発見との見方もある。
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2008年1月22日、中國國家文物局は記者會見し、河南省許昌市で8萬?10萬年前のものとみられる人間の頭骨の化石が見つかったと発表した。
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會見に出席した河南省文物局の孫英民副局長によると、化石が見つかったのは許昌霊井遺跡。同地では専門家らが05年6月から考古活動を行っていた。今回発見された頭骨の化石は昨年12月17日に出土したもので、頭頂部など16片が見つかった。
その後、これらをつなぎ合わせ、ほぼ完全な頭骨を復元。額は小さく平らで、眉部分は骨が厚く、突き出ている。保存狀態(tài)は良好で、許昌市で発見されたことから「許昌人」と名付けられた。
中國科學院の古人類學者、呉新智(ウー?シンジー)氏は、「今回の発見は北京原人に次ぐ重要発見で、東アジアの人類進化と中國現(xiàn)生人類の起源研究にとって重大な學術的価値がある」とコメントした。
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