ヒ素中毒患者が続出、未処理の産業(yè)排水を河に流した悪質(zhì)企業(yè)―貴州省

2008年1月23日、國家環(huán)境保護総局は貴州省獨山県の瑞豊鉱業(yè)有限公司のヒ素汚染事件に関する調(diào)査結(jié)果を発表した。同局関係者は「極めて悪質(zhì)な環(huán)境汚染事件だ」と批判し、「他企業(yè)はこのケースを戒めとするように」とコメントしている。

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2007年10月、瑞豊社は硫酸の生産ラインを稼働させた。この生産設(shè)備は舊式で、「環(huán)境基準(zhǔn)に合わない」として國から廃棄命令を受けていたものだった。このため2年間も稼働していなかった。連絡(luò)を受けた現(xiàn)地環(huán)境保護部局は生産停止を命じたが、瑞豊社は聞き入れず、12月9日まで製造を続け、ヒ素が混入した産業(yè)排水1900tを未処理のまま柳江に流した。生産開始後、下流域では吐き気、気分の悪さ、めまい、浮腫などの癥狀を訴える市民が続出した。衛(wèi)生部門の調(diào)査の結(jié)果、林盤村と群建村からだけでも軽度のヒ素中毒患者13人、急性ヒ素中毒患者4人が発見された。原因は「ヒ素に汚染された河水を飲用したため」と斷定された。

事態(tài)を重く見た國務(wù)院は環(huán)境保護総局に対策を指示し、専門対策グループが現(xiàn)地に向かった。貴州省、広西チワン族自治區(qū)にわたる柳江下流域の水質(zhì)調(diào)査を?qū)g施し、1月12日時點で水質(zhì)は通常に回復(fù)している。この事件で瑞豊社の責(zé)任者2人が逮捕されたほか、現(xiàn)地政府監(jiān)督部門の責(zé)任も追及されている。（翻訳?編集/KT）