Record China 2008年1月24日(木) 14時21分
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23日、ハンセン病の流行地域として知られる雲(yún)南省は対策について発表した。2010年までに発生率を10萬人に1人にまで抑制する目標が掲げられている。寫真はハンセン病患者が共同生活する村。外界との接觸はほぼないという。
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世界保健機関(WHO)は毎年1月の最終日曜日を「世界ハンセン病の日」に指定している。55回目の「世界ハンセン病の日」を目前に控え、ハンセン病の流行地域である雲(yún)南省は治療と予防の取り組みの現(xiàn)狀について報じた。2008年1月23日、中國新聞社が伝えた。
【その他の寫真】
雲(yún)南省衛(wèi)生庁の段鴻(ドゥアン?ホン)副庁長によると、雲(yún)南省はハンセン病の流行地域であり、1996年時點で全省の罹患率は1萬人に8人という極めて高い數(shù)値に達していた。2007年までに5萬4000人の患者が発見され、うち4萬人が完治している。死者を除き、なお1600人が現(xiàn)在も病気に悩まされている。
雲(yún)南省は2005年から2007年までの3年間に5000萬元(約7億5000萬円)を投入し、病院の建設や予防の推進など対策を進めた。すでに半數(shù)の県ではハンセン病の根絶に成功したという。省は2010年時點で発生率を10萬人に1人にまで抑制する目標を掲げている。
ハンセン病は極めて感染力の低い伝染病であり、完治後は他者に感染する危険性はないが、外見に後遺癥が殘ることなどを理由に世界的に隔離政策がとられていた?,F(xiàn)在はその誤りが認められ、日本でも元患者や遺族への謝罪と賠償が行われた。雲(yún)南省ではいまだに強い偏見が殘っており、また同省の醫(yī)療水準では患者に障害が殘ることが多いことからも、完治した患者を収容する共同生活治療村が年內に15か所新設されるという。(翻訳?編集/KT)
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