2016年9月12日、環(huán)球網(wǎng)によると、オーストラリア國防省は中國のある企業(yè)との間で総額900萬ドル（約9億1300萬円）分の軍服製作の契約を結(jié)んだが、この契約がオーストラリア國內(nèi)の一部で強(qiáng)い反発を招いている。

英デイリー?メール紙によると、オーストラリアの有力議員であるニック?クセノフォン上院議員は、國防省が國防を擔(dān)う軍人が著用する軍服の製作を外國企業(yè)に依頼したことについて、「恥ずべき行為だ」と厳しく批判した。

これに対し、國防省の官僚は、この數(shù)百萬ドル規(guī)模の非戦闘時の軍服は費(fèi)用対効果が最も優(yōu)れる契約だと説明。この契約は4月に署名されたもので、2年間継続するという。

クセノフォン議員は、この件でオーストラリアは自國民の就業(yè)機(jī)會を逃すことになったとし、「オーストラリア製を採用することは表面的には割高になるかもしれないが、就業(yè)効果やビジネス効果などを考慮すれば、さまざまな利點(diǎn)があるのは明らかだ」と指摘。また、「軍人が著用する軍服のように象徴的意味を持つものはオーストラリア國內(nèi)で生産するべきだ」と述べた。

これに対し、國防省の官僚は、最も條件のいい入札者が選ばれたのであって、クリーンな競爭の結(jié)果だと説明した。しかし、クセノフォン議員はこの回答に不服で、ペイン國防相からの詳細(xì)な説明を求めている。（翻訳?編集/岡田）