2016年9月14日、韓國?慶尚北道慶州市で起きたマグニチュード（M）5．8の地震の影響で、市內(nèi)の原発が運転を停止するなど安全問題が懸念される中、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の配備先として有力視されている場所からも近く注目を集めている。中國メディア?第一財経日報が伝えた。

12日夜発生した地震を受け、韓國原子力安全員會は同日、同市內(nèi)の月城（ウォルソン）原子力発電所1?4號機の運転を全面停止した。停止の理由について韓國の原子力?水力発電管理部門は「安全確保と點検のため」と発表している。

慶州市は新羅時代の都で市內(nèi)には文化財が多く殘っており、韓國では“古都”と呼ばれている。同市月城洞には重工業(yè)関連企業(yè)が密集し原発も市內(nèi)にあることから、住民からは安全を懸念する聲が上がっている。さらに、澎湃新聞によると韓國政府の関係者は「何事もなければ、THAADの配備先は星州郡（慶尚北道）庁舎以北にあるゴルフ場が選ばれるだろう」と語っており、同じ慶尚北道に屬する慶州市からゴルフ場までは直線で80キロの距離。THAADへの影響に関する情報は見られていないが、慶州市の地震は韓國の観測史上最大規(guī)模の地震であるため注目が集まっている。（翻訳?編集/內(nèi)山）