Record China 2016年9月14日(水) 11時40分
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13日、騰訊體育は、リオデジャネイロ五輪の卓球男子個人で銅メダル、団體で銀メダルを獲得した水谷隼が、出演したテレビ番組で外國人選手の不正に言及したことについて、「中國選手を暗に批判している」と伝えた。資料寫真。
2016年9月13日、騰訊體育は、リオデジャネイロ五輪の卓球男子個人で銅メダル、団體で銀メダルを獲得した水谷隼が、出演したテレビ番組で外國人選手の不正に言及したことについて、「中國選手を暗に批判している」と伝えた。
水谷は9日に放送された「ダウンタウンなうSP」に出演した際、外國人選手がルールで禁止されている反発力を高めるラバーの接著剤を使用していると語った。國際卓球連盟(ITTF)もこの不正の存在を認(rèn)識しているものの、検査方法が確立されていないために対策は一切取られていないという。水谷はロンドン五輪後、この違反に反発して4、5カ月の間、自ら國際大會をボイコットしていたと語った。
記事では「水谷さんも使えばいいじゃないですか」と問われた水谷が、「ルール違反なので(自分はしたくない)。モラルの問題。私はサムライだ!」と述べたとされている。実際には「サムライ」の部分は他の出演者の発言だが、記事では水谷本人の発言として紹介されている。また、出演者の「五輪の時に使ってたら金メダルかもしれなかった」という発言は、「使っていれば金メダルはとっくにあなたのものだ」と訳されて紹介されている。
水谷の不正に関する発言は中國を名指ししたわけではないが、記事內(nèi)で上記のような不正確な表現(xiàn)が用いられたことや、記事タイトルが「日本選手が中國卓球を暗に批判、『不正で金メダルを獲った』」とされていたことから、中國のネットユーザーからは「第2のホートンだ!」「馬龍(マー?ロン。中國の卓球選手)は木の板で戦ってもお前に勝てる」などと批判する聲が殺到している(※ホートンは豪州の競泳選手。中國の孫楊(スン?ヤン)が過去にドーピングで陽性反応を示したことを挙げ、「薬物使用の詐欺師」などとやゆした)。
中國メディアの報道をめぐっては、過去にも卓球女子の伊藤美誠が「中國選手を軽視するような発言をした」と報じられ、批判の聲が上がったことがあるが、後に中國メディアは「伊藤がその報道を否定した」とする記事を掲載している。(翻訳?編集/北田)
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