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<レコチャのランチグルメ><中華特集5の3>上海蟹と蟹みそ擔(dān)々麺がミソ!―メゾン?ド?ウメモト上海

Record China    2008年2月12日(火) 8時(shí)15分

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 2008年2月12日、レコードチャイナでは、グルメ本「ミシュランガイド」東京版の発刊に便乗して東京の中華レストランのランチを特集。お高くみえる星付きレストランも、ランチならまあ許容範(fàn)囲のお値段に。第3弾は、「メゾン?ド?ウメモト」。

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 レコードチャイナでは、グルメ本「ミシュランガイド」東京版の発刊に便乗して、星を獲得した東京のチャイニーズレストランのランチを特集。レポーターはそれぞれに中華な、あるいはグルメな経歴を持つ5人。お高くみえる星付きレストランも、ランチならまあ許容範(fàn)囲のお値段に近づく。果たして各店の実態(tài)は…。第3弾は「メゾン?ド?ウメモト」―。

その他の寫真

「メゾン?ド?ウメモト」―。フランス語名の中華料理店。直訳すれば、「梅本の館(やかた)」もしくは「梅本亭」。前者なら、ちょっと高級(jí)そう。後者なら庶民向き…。でもやはり、フランス語にして超高級(jí)感を出す狙いがありそうだ。シェフは驚きの27歳の梅本恒久氏。フランス租界の上海料理がメインで、今まで見たことも食べたことがないようなシェフ獨(dú)自の創(chuàng)作料理が楽しめる。冬のハイライトはこの店自慢の「上海蟹と蟹みそ擔(dān)々麺」。さて、お味は値段に見合ったものかどうか…?

■チェックポイント■

1、(予約受付)=2007年12月中旬、予約の電話を入れるとしっとりと落ち著いた女性の聲で応対があった。今後2週間の予約狀況を確認(rèn)すると、年末にかけて繁忙期なのか、「あと3日しか空いていない」と言われ、店の繁盛具合がうかがえた。その後、前日の晝にはていねいな予約確認(rèn)の電話をいただくことができ、來店前から周到なサービスを予感させた。

2、(店の雰囲気)=6人掛けのテーブルが4卓ほど。地下1階にあり、リラックスして家庭料理を味わうような気分で飲食できる。それでも、食器は高級(jí)フランス製のリモージュなどで統(tǒng)一され、それなりのグレード感は楽しめる。中華料理なのに、どういうわけかテイストはフランス風(fēng)。BGMは何とイタリア?オペラ。そうなのです。國際都市上海の面目躍如といった感じで、1930年代のフランス租界の雰囲気さえ漂う。

 シェフは何と27歳の梅本恒久氏。彼の師匠は上海のフランス租界で育った王さん。70歳代の現(xiàn)在も東京?某所で小さな中華料理店を開いている。

 給仕は中年の男性と妙齢の女性で、レシピの細(xì)かいところまで、事前の説明が行き屆く。例えば、上海蟹の「旬」は9月末から12月末までで、その期間をはずすと市場で出回っていても味が落ちると教えてくれた。どんなに初歩的な質(zhì)問でも気軽に答えてくれ、プーアル茶など、ちょうどお代わりがほしい時(shí)にタイミングを見計(jì)らってサービスしてくれた。

3、(ランチの構(gòu)成と味) 7,350円(2人以上から)

 12月の某日、この日のランチは季節(jié)を代表する中華の高級(jí)食材「上海蟹」がメイン。いずれも一口で飲み込んでしまうのは惜しい前菜6品から始まり、味わいのある野菜料理のチョイス、溫?冷2種類サーブされるデザート、そして「一度は體験したい味」蟹みそ擔(dān)々麺と、メインを取り巻く各品も曲者ぞろい。

?突き出し:ザーサイ(特に評(píng)価なし)

 前菜6種盛り合わせ:木クラゲ(コリコリとした適度な歯ごたえ。6種の前菜の中で一番美味しかった)、鳥のロース、砂肝、上海ソーセージ、白菜の酢漬け(鷹の爪入り。酢加減がちょうど良い)、豆腐(一口サイズ)

?大根パイ:(世界三大ハムの1つである浙江省の金華ハムが入った一口サイズのパイ。蓮の葉の上に載って運(yùn)ばれてくるので、ほのかな蓮の香りも。中華にパイとは?でも創(chuàng)作料理っぽく楽しめた)

?上海蟹姿蒸し:(事前に生きた泡を吹いている蟹をテーブルまで運(yùn)んでくれた。雄の蟹の方が雌と比べ、1.5倍近い大きさ。お腹の縞模様も違う。姿蒸しは、肉は期待してはいけない。辛子醤油で食すが、肉そのものが少ないので味気ない。むしろ、蟹味噌を味わうつもりで。話の種にはなるが、特に飛び上がるほど美味とは言えなかった)

?本日の野菜料理=「黃ニラと押し豆腐の細(xì)切り」か「トマトと卵炒め」か「チンゲンサイのガーリック炒め」の3種類の中から1つ。(「黃ニラと押し豆腐の細(xì)切り」を注文したが、細(xì)切り豆腐がまるで細(xì)麺のよう。塩とスパイスが効いた変わった中華料理だった)

?上海蟹みそ擔(dān)々麺:(この店の名物、ハイライト。汁なしの麺にトッピングとして蟹味噌少々。パスタのようだ。こればかりはイタリア風(fēng)。東洋と西洋の合體、一度は體験したい味)

?デザート「芝麻湯圓」:(いわゆるゴマダンゴ。キンモクセイの香りのスープに入った餡団子。この甘さはいい意味で半端じゃない。しかも慌てて食べると舌をやけどしそうなくらい熱い餡子。油をさえ溶かす感じで、最後のスイーツとしてよく合う)

?冷たいデザート「マンゴ」か「シャーベット」の2種類から一つ:(最後の仕上げ?!弗伐悌`ベット」は自家製のようだ。トマト風(fēng)味とバジル風(fēng)味の2種類。むしろ、イチゴとグレープフルーツの入ったマンゴジュースがお奨め。お口直しに相応しい)

ランチ備考?もう1種類、10,500円(2人以上から)のランチがある。

4、(総評(píng))

 ランチは7,350円のコースでも充分お腹一杯になれる。ゆったりと、2時(shí)間半も長居してしまった。たまたま、他に客がいなかったせいか、丁寧に送迎してもらい接客態(tài)度は満點(diǎn)だった。ふだんのランチとしてはあまり常識(shí)的な価格帯とはいえないこの値段に味が見合うか、ということに関しては、総合的に判斷して及第點(diǎn)。

 何が正統(tǒng)派か意見が分かれる所だが、典型的な中華料理を期待しては當(dāng)てが外れる。師匠仕込みの「上海フランス租界風(fēng)中華」として、シェフの創(chuàng)造力に大いに期待したい。まだまだ、見たことも聞いたこともない中華を楽しめそう?!緶l流斎】

■レポーター?プロフィール渓流斎■

 自稱グルマンgourmand。これまで訪れた海外は、20カ國?地域。日本は全47都道府県を制覇。今まで最も印象深かった「味」は、ロンドンで食べた「ハンボーガー」(ハンバーガーではない!靴の底のような堅(jiān)さと貧困な味付けに涙が出た)と盛岡で食べた「ホヤ」(ナマコに似た酒のおつまみ。最初、苦く、次にエガく、さらに甘く、しょっぱく…7色に変化する味覚に最初吐き出しそうになったが、その不思議な味に、怖さみたさの好奇心が勝って病みつきになった)

【メモ】

《メゾン?ド?ウメモト 上?!?/p>

住所:東京都港區(qū)西麻布2?26?20 ニューシティ?レジデンス西麻布ツインタワーII B1

電話番號(hào):03?5467?2837

アクセス:東京メトロ日比谷線、都営大江戸線「六本木」駅か千代田線「表參道」駅からいずれも徒歩15分(最寄駅から少し遠(yuǎn)く、目立った看板もないので、分かりずらいのが難點(diǎn))

料理:上海料理

予約制:ミシュラン東京版で「★(1ツ星)」を獲得したが、比較的に容易に予約できそう。

ランチ:11時(shí)30分―13時(shí)(ラストオーダー15時(shí))

ディナー:18時(shí)―22時(shí)(ラストオーダー24時(shí))

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