Record China 2016年9月18日(日) 1時10分
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韓國各紙は北朝鮮が韓國の首都ソウルを核攻撃した場合の被害予測を相次いで報道。死者數(shù)最大112萬人超に上るなどと警告している。韓國國內で高まる獨自の核武裝論議にも影響を與えそうだ。資料寫真。
2016年9月16日、北朝鮮が韓國の首都ソウルを核攻撃した場合の被害予測を韓國紙が相次いで報じている。死者數(shù)は爆発規(guī)模によって異なるが、最大112萬人超に上り、死傷者全體は約275萬人にも達する。北朝鮮の脅威がますます現(xiàn)実味を帯びる中、韓國內で獨自の核武裝論議にも拍車が掛かりそうだ。
朝鮮日報は北朝鮮が9日に行った5回目の核実験に関連し、1998年に米國防総省が広島に投下されたものに近い15キロトンの核兵器がソウル上空で使用された場合を想定した被害を予測し、死者數(shù)が最大で62萬人に達すると試算していたと報じた。韓國政府は9日の爆発規(guī)模は10?12キロトン程度と推定しているが、今回の核実験は5回中で最も大規(guī)模とされ、15キロトン前後との見方もある。
1945年8月6日に原爆が投下された當時の広島市の人口は約35萬人で、死者は約7萬8000人。ソウル市の人口は約1000萬人で、単純に人口比で見ると、朝鮮日報の被害予測は少なめだ。
中央日報は米國防総省の國防脅威削減局(DTRA)が05年にコンピューターでシミュレーションした數(shù)値を報道。ソウル中心部の龍山で20キロトン(1945年8月9日に長崎市に投下されたものと同規(guī)模)の核爆弾が地上で爆発した場合、最大でソウルの人口の20%以上が死亡する可能性があると、伝えた。
即死者は34萬4412人、放射性降下物(死の灰)による死亡者78萬4585人が追加で発生し合計112萬8997人が死亡するものと予想。負傷者を含めば全死傷者は274萬8868人に達し、被爆者の90%は1年以內に死亡する確率が非常に高いとしている。
10年5月に米國のランド研究所が発表した「北朝鮮の核脅威の不確実性」との研究資料によると、北朝鮮が夜間に10キロトン級核爆弾をソウルに投下したなら、最小12萬5000人から最大20萬人が死亡する。
同研究所は最初に醫(yī)療システムが危機に直面するとも指摘。韓國の病床數(shù)は10年基準で36萬1000床だが、重傷者31萬人、軽傷者20萬人、放射能汚染に不安を感じた被害者80萬人など合計134萬人が病院に殺到した場合、システムがまひする予想している。
東亜日報もDTRAの被害予測を引用。「衝撃波、火災、死の灰などで想像を絶する被害が予想される」と警告している。
核兵器の実戦配備に向けた開発を急ピッチで進める北朝鮮に対抗して、韓國內では核武裝を進めるべきとの聲が急浮上。聯(lián)合ニュースによると、與黨セヌリ黨議員を中心とする「北の核問題解決のための集い(核フォーラム)」は與野黨が共同で參加する「國會北核特別委員會」の設置を提案する聲明を発表した。
核フォーラムは「北核特別委では北のさらなる核挑発を予防する多様な策を議論し、われわれの獨自の核能力を含む、実質的な対応策についての案を協(xié)議していかなければならない」と強調。その上で「特に現(xiàn)実的な制約要因を考慮し、可能な限りすべての核武裝レベルのプログラムの実用化策を議論しなければならないだろう」と呼び掛けている。(編集/日向)
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