香港の大學で公用語の広東語が“絶滅”の危機、勢い増す標準語に學生から反対や不満の聲―香港メディア

Record China    2016年9月21日(水) 20時10分

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20日、香港大學中文學院では、これまで授業(yè)全體の3割ほどで中國の標準語を使用していたが、今年は約5割にまで増加している。こうした変化に一部では「中文関連の授業(yè)で広東語が絶滅してしまう」と懸念する聲も聞かれている。寫真は香港大學。

2016年9月20日、香港大學中文學院では、これまで授業(yè)全體の3割ほどで中國の標準語を使用していたが、今年は約5割にまで増加している。こうした変化に一部では「中文関連の授業(yè)で広東語が絶滅してしまう」と懸念する聲も聞かれている。香港?明報が伝えた。

同學院の今年から來年にかけての中國の言語や文學に関連する授業(yè)は38科目あるが、うち広東語と標準語はそれぞれ17で、全體の44.7%だった。殘りは広東語と標準語の両方、標準語と英語の両方を使った授業(yè)だった。

學校側は、「中國文學など、現(xiàn)地で講師を確保できないような分野もある。こうした場合、本土の學者を講師として招くしかない。繁體字と簡體字の両方を操れることは今後の學習に役立つ」と説明した。

學生は、「中國語圏において、標準語と簡體字を使う人の方が多い。マスターすることにデメリットはない」と肯定的な意見がある一方で、「古詩においては広東語の方が感情移入しやすい。標準語だと古詩に対する興味がなくなってしまう」と反対や不満の聲も聞かれている。(翻訳?編集/內山)

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